2016年02月27日

世界経済は崩壊しても日本は安泰


 支那経済が崩壊し、アメリカもガタガタ、EUは難民・移民に加えてあちこちデフォルト寸前、ドイツもフォルクスワーゲンが萎凋したうえにドイツ銀行も大打撃。あおりをくらって日本でも株価が乱高下している。世界経済が大揺れとなっている、とみな心配顔だ。

 アメリカのFRBが利上げするのしないのと、うろたえている。支那のAIIBも発足はしたが実稼働できそうもない。原油価格の暴落で、サウジアラビアもロシアも青息吐息。
 で、通貨の基調としてはやっぱり円が信用されて買われ、円高になる。

 ざっとこういう状況で、新聞や経済評論家などはこれは大変だ、日本発の世界恐慌も現実味を帯びてきた、などと言っている。
 細かいところを見れば、あちこちでむずかしい事態に至っているのはわかるが、大きく、長期スパンで見れば、われわれはいささかも動じるには及ばない。

 本ブログを揶揄する向きには、このブログは経済に弱いとか知識がないと言ってくるが、別に気にしていない。
 私はずいぶん以前から、日下公人氏の世界はどうなるかとか、経済見通しを学んできて信用しているから、経済の動向で右往左往したり、生半可な知識で語ったりする必要がないと安心しているのだ。
 いわば楽観論に浸っているから、マスゴミの超悲観的論調には動じなくて済んでいる。

 その日下公人氏が昨年暮れに、DHCシアターの「日本出動」という番組(月1回)で語っていたことを紹介したい。発言の概略を書き起こしたものである。

     *    *    *

 (FRBが利上げを行なったが…という質問に対して)
 FRBと日本銀行は新聞では同じ政府の中央銀行だと言っているけれど、違う。どこがどう違うかを言うとややこしいから、同じものとして、学者も評論家も記者も議論している。大雑把な議論ならそれでもいいが、精密な議論ならFRBとはなんだというところから言わないとわからない。FRBは陰謀の巣窟とも言える。では陰謀とは何か。彼らが得になるように“無理”をすることだ。

 しかし今までの日本人は、心をあわせ、しっかり働いて、FRBになにをされてもそれにフィットし、マッチして、その陰謀を乗り越えてきた。日本を嵌めてやろう、日本から儲けてやろうとして彼らがやったことは向こうが損をしている。そういう底力がある国は、FRBが利上げや利下げをしようともまったく気にならない。

 「どうぞご勝手に」、そういう考えをする人が日本人にはたくさんいた。そう考えられないのは、ただの経済学者、ただの新聞記者、ただの経済評論家だった。FRBが利上げをしたら、それはポンドや元などのいろいろ波及していく。それを全部彼らは言わなければいけないの?(笑)
 どちらにしても、日本人のように、まじめに働いて、助け合って、賢くて、長い目で信用を大切にしている、こういう国に失敗はない。他の国が失敗する。

 日本は必ず勝つ。その成果が現れてきて、世界が日本の真似をし始める。だから「日本出動」になる。いわば「柔よく剛を制す」だ。
日本出動といってもわざわざ出ていくのではない。世界中みんながついてくる。これが私の話の根幹である。

 日本はインチキしない国だ、だから円を買おうとなる。それで円高になる。やがて誰もドルを持たなくなる。自然にそうなる。経済学者や評論家がなに言っても関係ない。日本人は国債や銀行に預けて利息がつかなくても、円を持っているではないか。利息がつくほど危ないんだから。それを日本人は知っている。アメリカは仕掛けが多い国だなあと気づいている。

 高い利息を求めて右往左往する人もいるが、しない人もいる。将来は円なのだ。その通貨をアメリカ人たちはなんとか騙しとろうといろいろなことをするのは、日本人から見ると陰謀だと見えるけれど、向こうからすれば当たり前なのである。日本人は人を騙したり陰謀を謀ったりする必要がない。黙っていても円の価値が上がっていくのだから。

 日本人はしっかり働いている。これから日本人はますます働いて、そしてますます幸せになっていくだろう。働くといっても、汗水流さなくても、日本人の感性、日本人の叡智、互いに足をひっぱらない、助け合う、教えあう、盗まれても苦情を言わない、そういう働き方がすごいのだ。

 日本の学者、経済評論家、新聞記者はそういうことが見えない。彼らはみんな個人主義。個人で考えていて、互いに助け合うということがわからない。彼らは仕事上でも助けあわない。そういう連中が言うことは、日本人には当たらないのである。

     *    *    *

 さすが日下公人氏である。悠揚として迫らざるの姿勢、見事である。
 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による株式直接投資の失敗で、年金資金が80兆円だかふっとんでしまったことで、媚中・副島は、「それみたことか、安倍首相が悪い、自民党が悪い」とわめき散らしている。たしかに巨額の損失ではあるが、日本人はたいして動揺していないではないか。

 細かいことをいえば、というかこれはユダ金による陰謀だとか、日本はやっぱりアメリカの属国だからかと嘆く向きがあろうけれど、また事実そうであろうけれど、一方で国民はいささかも動じていない。
 安倍首相に騙されているんだ、マスゴミがグルで隠蔽しているんだと言えるかもしれないが、それでもなお日本人はうろたえることがないのはどうしてだろう、とは媚中・副島は語れない。
 日本人は言霊信仰があって、「起きる得ることは想定したくない」性向がある。だから大切な年金がパアになるなんてことは、考えないのである、とも言えよう。

 しかしながら、日下公人の言うのもまた真実ではなかろうか。日本はいくつか失敗もし、大けがを負ったこともあったが、いつだって立ち直り、いつの間にかトップに立ち、信用を回復して揺るぎないのである。大東亜戦争で負けたはずの日本が、いまや経済分野では世界一安心な、信用できる通貨・円を把持している。

 日下氏はこうも言っていた。日本経済はGDPが上がらず、横ばいだと心配する人がいるけれど、例えばサラリーマンの休みは増えているではないか。経済数値が横ばいなら、休みが増えた分、成長しているのである、と。
 また「住み心地」なんかは経済的数字には現れない。夜間に女性でも外出できる、安心して眠れる、水道から水が飲める、こういう「住み心地」は世界中で日本だけだ。

 支那はGDPが世界2位に躍進した(大ウソ!)というものの、人民はカネを握って海外逃亡、どこの都市も田舎も公害で息もできない。住み心地は世界最低ではないか。

 余談ながら、中共は南沙諸島、西沙諸島を埋めたてて軍事基地をこしらえて領土を増やしたつもりでいるが、あんな大海の孤島に人は住めるものではない。やがて居られなくなってまた絶海の孤島に戻るのだ。

 日本には“経済学”学者(本当は研究者)はいても経済学者はいないと日下氏はいう。そのとおりで、他人の学問の本を読んでいるだけで、本物の現実の経済を見ようとしない。物理学分野でも同じことで、“物理学”学者はいても物理学者はいないから、アインシュタインンのいかさまが見やぶれない。

 学者も評論家も新聞記者も、大学ではアングロサクソンの学問や思想になんとか純粋を求めてすがりつく。アングロサクソンのアタマになりたいと、彼らは一体となっている。
 その連中が、経済はどうなるとか、安倍の施策、日銀の方針は間違いだと騒ぐのだ。

 「日本出動」の番組で、インタビュアに「これからの世界はどうなりますか?」と問われて、日下氏はこう答えている。
 「かんたんだよ、世界は安倍さんのように変わるのさ。安倍さんは就任以来、50カ国も訪問してきた。どこも大歓迎している。安倍さんはその国の大統領や首相と会談した話は新聞記事になるが、そのあとで安倍さんがなにをしているか記事にしない。それが必ずその国に尽くした人や日本と深く関係があった人の墓を参拝している。

 それが痛く現地の人のココロを動かしている。ほかの外国の元首が来てもそういうことはない。
 みんな日本に憧れ、日本に助けてもらいたいのだ。成功している、安心な日本の安倍さんに気に入られようと変わるしかない。日本が素晴らしい国に見えている。みんな日本全体が好きなんだと、大づかみに摑めば間違えない」

 


posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☁| Comment(0) | エッセイ | 更新情報をチェックする