2016年08月11日

朝日新聞がテロリストを育てた


 「朝日新聞が作りだした『日本は反イスラム』(7月5日公開)は、高山正之氏と有本香氏が登場する「Front Japan桜」の番組での一つのテーマだった。
https://www.youtube.com/watch?v=AdVtXuasekM
 大変面白く視聴した。

 昨年の夏にサヨクが大騒ぎした安保法制を巡るドンチャン騒ぎ。あのときに、しきりにサヨクが主張したのが、日本は戦争をする国になる、これでアメリカに引きずり込まれて地球の裏側まで自衛隊が派遣され、隊員も殺され、また人を殺す、であった。
 たしかにアメリカは世界のあちこちで戦争を起こす悪辣な国であり、日本はその属国だから、危ないと言えないことはない。

 しかし、朝日を代表とするサヨクが、あの嘘つきサヨクが、言うと、信用ならないのだった。安倍内閣は、アメリカに引きずられて戦争することはないと断言していた。それが信じられないと、根拠も示さずにひたすら、歯止めが利かなくなるだの、安倍は独裁者だのと、理屈にならないバカを言い募った。
 サヨクがバカなのは、根拠を示さずに「恐れがある」「懸念がある」だからきっと戦争になると超拡大解釈と飛躍をすることだった。

 さて、ところで。
 先月はじめにバングラデシュの首都ダッカで、イスラムテロリストによって日本人7人が惨殺される事件が起きた。なんでこんなことになったかを、高山氏が解いていて、それが痛快なまでに見事なのである。
 表題をまず紹介したが、本来的に親日だったイスラムの人たちのなかから、日本を憎み、白人支配層と同列に見て、平然と殺す挙に出るようになったのは、朝日新聞が招いたことだと言うのである。

 イスラム圏に行くと、日本人は厚意的に扱われたし、日本製品は絶大な信用があった。高山氏の体験でも、顔が似ている支那人や韓国人と見ると、イスラムの人たちは露骨に嫌い不信感を露にしたそうだ。これは遡れば、日露戦争に始まり、大東亜戦争でも白人支配を戦う同じカラードだからというので、彼らは日本人を尊敬し、また日本製品が丈夫で安全なことを十分知っていたからだった。
 イスラムの人たちは日本人が白人=十字軍と戦うために連帯してくれる存在と認識されていた。

 その親日的な人たちの風向きが変わったのが、2003年ごろのこと。
 アメリカが9・11のあとに始めたイラク戦争が転機だった。
 そのころ、朝日新聞は自衛隊をイラクに派遣することに猛反対だった。例えば朝日の読者投書欄「声」に、銃剣の上にヘルメットをかぶせて砂漠に突き立てたイラストを載せた。あからさまに、自衛隊はイラクで死んでしまえという嫌がらせだった。

 今では朝日は、昨年の安保法制騒動のときには、自衛隊が派兵されると死ぬと怒っていたが、イラク戦争のときは死ねと言っていたのだから、矛盾している。
 そしてここが肝心だが、朝日はず〜っと日本はアメリカの分身になったとくり返し報道した。日本はイスラム圏にアメリカのいいなりに巨額の援助を行なったのだから、アメリカと同じ侵略国だと決めつけた。

 それは朝日による日本国内向けのプロパガンダだったが、それがイスラムにも伝わっていった。イラク派遣のときに、朝日が記事にしたものに、「彼をイラクに行かせないで」という見出しで、札幌と千葉で「たったひとりで署名活動をやる青年」を美談として紹介した。まずヤラセであろうが、こういう極めて情緒的記事で反戦を朝日は煽ったのだ。
 こうして自衛隊のイラク派兵を蔑んだ。

 また一方で、朝日はイラクにボランティアに入った若者3人がイラクのゲリラに捕まった「イラク日本人人質事件」をデッチあげた。2004年4月のことだった。
 最年少のジャーナリスト志望の学生・今井紀明は、のちに民青活動家と判明したばかりか、彼の父親がすぐさま自衛隊のイラクからの撤収を息子のことより強く主張して、世間を鼻白ませた。父親は共産党員だった。高遠菜穂子もサヨク活動家で、釈放後に「彼らを憎むことはできない」などとほざいた。

 あれは朝日新聞の差し金だったろうと高山氏は言う。
 日本のサヨクがイラクゲリラ側と示しあわせて、嘘の拉致を演じたのだ。要件は「自衛隊をイラクから撤収させろ」だった。当時の小泉首相が断固はねつけて、目的が達せられなくなって、彼らあやしい3人組は出来レースだったから釈放された。
 まったくのインチキ。

 次いでフォトジャーナリスト安田純平も同じだった。彼はネットでは「プロの拉致られ人」と揶揄されている。
 2003年2月からイラクに滞在し、この間イラク軍やイラク警察に数度拘束され、2004年4月、イラク日本人人質事件の消息を摑むためファルージャに向かい、途中武装勢力に拘束されたが、ほどなく解放。2016年3月にも安田とされる人物が拘束されヌスラ前線から身代金が要求されている。
 拘束歴5回。

 彼もまた、サヨクと組んではわざと拘束されては自衛隊撤収を訴える役目を担っている。
 そのとばっちりを受け、イラクで無関係の香田証生さんがアルカイダに殺害される事件が起きている。

 その当時、アラブゲリラが銃を掲げて「No Koizumi !」と叫ぶ動画がネットにアップされた。なんでわざわざ英語で「No」と言ったか。アラビア語では「ネ」と言うそうだ。だから本当なら「ネ、コイズミ」と言うはずだった。それを日本人には「ネ」では通じないからと、教養があるわけもないイラク人に「No」と叫ばせた。
 イラクゲリラやアルカイダは日本の朝日らサヨクとタイアップしていったのだ。

 こうやって朝日新聞は、自衛隊に悪いイメージを植え付けるように、国内ばかりかイスラムにも宣伝して回った。
 昔から、新聞はときの政権をいたぶり、自衛隊をいじめることが大好きで来た。一つには共産党のシンパなのと、サヨク読者に媚びて販売する目的であった。

 それがイスラム圏に根づいてきて、日本人も「白人の仲間」に見られるようになり、アルジェリアで日輝の社員が10人も殺され、こんどまたダッカで7名がテロの手にかかった。
 根源は朝日新聞である。朝日がイスラムテロリストを唆して、日本人をターゲットにするよう仕組んだ。報道機関として許しがたいことをやったと、高山氏は怒っている。

 朝日は、韓国にご注進に及んで「従軍慰安婦」をデッチあげ、支那に行っては「南京大虐殺」「毒ガス兵器」などありもしない嘘をデッチあげ、また国連に行っては「性奴隷」を言いふらしてきている。その一連の活動の一つが、イスラム圏への「日本はアメリカの分身」で反イスラムだと触れ回ることだった。
 それが今回のダッカでの殺戮になって戻ってきた。

 悪いのは朝日だけではない。害務省もベンガルでもイラクでも、韓国でも、日本はかつて良いことをしたと言わなければならない。パール判事も、チャンドラ・ボースもベンガル人だった、そうした日本との絆をちゃんと言わないから、テロリストは日本人も「十字軍」だと思い込んでしまう。

 日本は「アメリカの(利益になる)戦争」に巻き込まれてはならない。だからといって、朝日らサヨクが自衛隊を貶め、日本人の過去を穢し、政権を口汚く罵倒することで、かえって他国へ利敵行為に走ることはあってはならないことだ。
 安保法制に反対したご仁は、こういう卑劣な朝日のやり口にはいったいどのような感想をもつのであろうか。




posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(2) | エッセイ | 更新情報をチェックする