2016年10月17日

人類火星移住計画の大嘘


 こういうのを「詐欺」というのである。なのに、マスゴミは半ばまじめな話であるかのように報道するのは見識がうかがわれる。
 以下は9月28日に配信された共同通信の記事。(産経新聞Web版)

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 火星への入植構想をもつ米宇宙ベンチャーのスペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は27日、開発中の有人火星宇宙船の概要を発表した。100人以上が乗れる長さ約50メートルの大型宇宙船で、打ち上げロケットと合わせると全長120メートルを超える。早ければ2022年の火星への初飛行を目指す。

 目標の時期までに実現するかは不透明だが、技術開発を着実に進めている同社の構想だけに注目が集まる。
 新型輸送機は2段構成で、1段目ロケットの上に宇宙船を載せる。燃料にメタンガスを使い、宇宙空間や火星表面でも燃料補給ができる点が特徴だ。

 マスク氏は、コスト削減のため1回の飛行で100人、将来的には200人の搭乗を目指すと発言。「合計で100万人が移住すれば自立した社会ができる。40〜100年で実現できるのではないか」と話した。(ワシントン共同)

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 人間はヴァン・アレン帯を突き抜けて宇宙空間に出て、また戻ってくることはできないと私は思っている。ヴァン・アレン帯は強い放射能層である。
 そもそも何度も言うように、人類の月面着陸は嘘であった。今も不可能だが、1969年アポロ宇宙船が、ヴァン・アレン帯を通って月に行く技術はなかったはずだ。
 なんとなれば、いまだに原発の中で作業する人間を防護する服はできていない。科学者の武田邦彦氏は防護服を「あれは単なる上っぱり」であると言っている。

 放射能を完全に遮断する防護服さえ完成していないのに、どうやってヴァン・アレン帯を通過できるのか。時間が短いから大丈夫というのは、デタラメである。技術者が勝手に言っているだけ。

 月や火星に人類が移住する夢は、昔から語られてきた。SF小説では成り立っても現実は不可能である。
 空想するものは、月でも火星でも、巨大なカプセルのようなものの中に入れば安全に暮らせると考えるようだ。空気と水さえ持っていけて、循環できれば人は生きていけると思うのは、あまりに浅はかである。

 人類は地球上でしか生きられない。理由はいくつもある。生命体を活動すれば老廃物が出る、環境を汚す、それをきれいにして地球環境を維持してくれるのは、雨であり、風であり、日照であり、水の流れであり…、磁性が整えられるからでもある。
 あるとあらゆるものが、地球上でからみあって、相互浸透的かつ相互規定的に運動している。どの要素が欠けても生命体は生きられない。

 月や火星では、大気がない、雨も降らない、水の循環もない、磁場も異なる。そういうかぎりない条件が他の星ではないのだ。
 すなわち、人類は月には行けないし、ましてや火星に行けるわけがない。火星までは80日から150日かかると言うけれど、いったい何を根拠に? テキトーに言っているだけ。たぶん、現在のロケットのスピードと火星までの距離を計算したんだろうが、記者は鵜呑みにしているだけではないか。
 東京都の豊洲新市場建設並みのいい加減さだ。

 マスクは米電気自動車テスラ・モーターズのCEOも務める著名起業家だそうだ。火星への移住構想は地球の環境破壊を懸念し、「人類絶滅リスクの最小化と冒険心によるもの」とも述べた。
 アメリカと支那がもっぱら環境破壊をやらかしているのに、その責任は取らず、「俺ッチだけが地球から逃げるのさ」とは、なんという傲慢。

 火星に逃げたければ逃げたらいい、1時間たりとも生きられないから。

 「実現には初期投資だけで100億ドル規模の資金が必要と見込まれ、将来は政府が支援に乗り出す可能性もあるが、当面は私財を投じる意向だ。」と毎日新聞は報じていたが、結局はこれ。つまりカネ儲けである。
 いかにも実現しそうなことを言い、ちょっとだけカネが足りない、と抜かして税金をかすめとろうという魂胆である。

 そんな詐欺師の尻馬に乗って、あたかも夢のある明るい話であるかのように記事にするのはアタマが悪過ぎる。天文学者とか、宇宙学者とか自称する連中は、直接的に「産学協同」が成り立ちにくい。つまりカネになる研究に直結しない。だからココロが純粋だと思ったら大間違いである。
 なんとか税金から研究費をたらしこもうと算段する。

 良識ある新聞記者なら、「みなさん、アメリカ人は嘘つきです」とか「こういう詐欺にひっかからないように」と注意喚起すべきなのだ。



posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(5) | エッセイ | 更新情報をチェックする