2016年11月03日

放射線「直線仮説」こそ諸悪の根源(3/4)

 
《3》放射線はDNAを傷つけるが…
 日本では自然放射線だけで年間1.5ミリシーベルトを浴びている。これは浴びても大丈夫という話ではなくて、浴びなければならないという話なのだ。生命体は放射線なしにはおそらく生きてはいけないのである。
 郡山市では小学校や保育所の校庭の表土を3〜5センチ削り取った(2011年4月)。校庭に積もった放射線量を軽減する目的だった。
 文科省が設定した暫定基準値(毎時3.8マイクロシーベルト)を上回っているとして、郡山市が独自に行なった。これで放射線量は半分以下になったとか。
 取り除いた表土は、新聞では処分場に運んだとあったが、テレビのニュースではなんのことはない、校庭の隅に積んであるだけなんだとか。
 これなどは神経質になり過ぎである。

 また同日には、サヨク穀潰しの日弁連が、福島県の小中学校や幼稚園での屋外活動を制限する文科省の目安について、「法令で定める放射線管理区域の基準より甘く、安全性に問題がある」として見直しを求める声明を発表した。
 法令では、放射線作業をする施設では、3か月の積算で1.3ミリシーベルト(年間で5.2ミリシーベルト)を超える恐れがある範囲を放射線管理区域と設定する。ところが文科省の福島県の学校への「目安」はこの4倍にもなるので、日弁連がしゃしゃり出て、甘すぎると非難したというわけだ。もっと低い基準にしろと。

 なんで科学者でもない素人の弁護士がもの申すのか。彼ら真性サヨクには困ったものだ。朝鮮学校の女学生が通学電車のなかでカミソリでチョゴリを切られたなどというデッチアゲを、この連中は大仰にも電車内の広告にして「憂慮」して見せたこともあった。ろくでもない連中である。

 毎日、新聞、テレビで「放射能が怖い」といっている。

 では放射線の何が問題なのかというと、たいてい答えられない。ただ怖がっているだけである。端的には、放射線はDNAを傷つけるから問題になるのだけれど、それだってちゃんと細胞は傷を修復する実力を持っているのである。これは生命体が太古の誕生以来、獲得してきた実力なのである。

 コバルトやヨードなどの放射能の半減期が話題になっているが、現在の値が心配だというのなら、その半減を逆にたどっていったとすれば、ずっとずっと前、太古の地球ではどれほどすさまじい放射線に満ち満ちていたか、ではないか。
 生命体としてまともな活動ができる状態、すなわち健康ならDNAは放射線で傷つけられてもちゃんと修復する力がある。このことをいっさい言わずに「危険、危険」の連呼をしている連中はどうかしている。


《4》三朝温泉の例
 日本には古くからラジウム温泉があって、さまざまな病気に著効ありとされてきた。
 ラジウムという元素は、キュリー夫妻によって発見されたことで有名である。「放射能」という言葉もキュリー夫人が作ったとされる。
 ラジウムが崩壊して生じるガスをラドンと言う。ラジウム温泉の効能は、この放射性ガス・ラドンを体内に取り込むことである。

 ラジウム温泉として有名なのは、秋田県玉川温泉、鳥取県三朝温泉、静岡県畑毛温泉などで、いずれもラドンの含有量が多いとされる放射能泉である。
 このなかの三朝温泉について書いてある文章を紹介しよう。藤野薫・編著『放射線ホルミシスの話』(せせらぎ出版)から引用する。

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 三朝町のホームページは「都会で薬漬けになった重症の慢性患者も、温泉物理療法併用で免疫機能を回復し完治」とうたい、「温泉療法の特長は、温泉等を利用した物理療法で、薬に治らない病気を治すことができることです。岡山大学医学部付属病院三朝分院では、温泉療法で気管支ぜんそくや慢性の呼吸器疾患と変形性膝関節炎や五十肩、腰痛など、関節が痛む病気の治療に効果を挙げています」と公報しています。

 三朝温泉の放射線量は1リットル当たり平均約400ベクレルで、温泉地の屋外放射線量も周辺の農村地帯の2.4倍に達します。また三朝温泉の浴室内は1立方メートル当たり200〜8000ベクレルですから、米国環境保護局の定めた室内基準値150ベクレルを大きく上回っています。つまり、米国の基準に従えば、浴室内への立ち入りを禁じなければなりませんが、温泉が発見されたとされる平安時代からこの方、現実に癒しと療養の湯として利用されてきました。

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 実際、三朝温泉地域では「ガン死亡率」が、全国平均を1.0として、男が0.54、女が0.46となっている。温泉周辺の農村地域でも、男が0.86、女が0.77と大差をつけている。このことからも、ラドンが癌の死亡率を低下させている要因と考えられているのだ。
 温泉周辺どころか、原発の周辺ですら癌死亡率が低下することは統計で明らかになっている。



posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(3) | エッセイ | 更新情報をチェックする