2016年11月04日

放射線「直線仮説」こそ諸悪の根源(4/4)


《5》放射線ホルミシス
 さらに藤野氏の本では、支那広東省の長江には自然放射線量が他と比べて高い地域で、年間5.45ミリシーベルトもある。支那の平均的自然放射線量は約2.0ミリシーベルトだから、突出して高い。
 ここでもガン死亡率は、一般地域の平均死亡率を100%とした場合に、肺がんで73%、胃がんで48%となっている。
 こういうものを「ホルミシス効果」と呼ぶ。
 
 「ホルミシス」とは何かを 藤野薫氏の『放射線ホルミシスの話』から紹介する。

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 高濃度であれば有害、ないし致命的であるはずの物質が、低濃度で用いられると有効な刺激作用を果たすという現象を「ホルモン」という語を改変して作った「ホルミシス」という新しい用語で表すことにしたのです。「ホルモンのような働きを果たすもの」といった含蓄で使われますが、一般には「ホルミシス」とは、ある物質が低用量で用いられたときに起こる誘導的な、あるいは有益な効果を指します。
 同じ物質が大用量で用いられたときに見られる有害、あるいは致命的な影響からは推定がつかない現象です。

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 この「ホルミシス」が放射線にも起きるのである。それを「放射線ホルミシス」と呼ぶ。だからラドン温泉などはこの「放射線ホルミシス」なのである。
 ネット上では、「ホルミシス臨床研究会」のHPがある。
http://www.thar.jp/contents/hormesis.html
 
 原子力発電も、本来はこうした「ホルミシス」的な効果で役立てているのである。
 しかるに現在は、あげてマスゴミが原子力=悪というキャンペーンを張って、大衆をヒステリー状態に追い込んでしまったから、とにかく原発を中止しろの大合唱である。電力会社をこれでもかといたぶる。
 もはやこの喧噪状態では「放射線ホルミシス」の話も聞き入れられず、原子力利用も聴いてもらえない。常規を逸しているとしか言いようがない。

 こういう状態を創りだしているのは、むろんユダ金ということになるわけだが、彼らにとっては「ホルミシス」が世界中に浸透しては困るのだ。大きな儲け口である薬品が売りさばけなくなる。〈彼ら〉は大衆を薬漬けにして、それが医療だと思い込ませ、利益を独占したいのである。だから温泉治療だとか「低線量率療法」などは大衆に知らしめたくないから、決してマスゴミでは大々的に取り上げさせない。

 原子力利用についても、〈彼ら〉は自分たちの掌に乗せておきたいのである。どうせ経済活動を行うためには電力が膨大に消費されるのだから、原子力発電をやめられるわけがない。だが大衆には恐怖でしばりつけておいたほうが御しやすいから、マスゴミを使って「危ない、危ない」と騒ぎたてさせる。

 その甲斐あって、本稿で述べてきたように、行政機関は権益をしっかり握って離すことがなく、「仕事」をつくることができ、大衆を支配することが容易に可能となる。
 行政はどこの国でも、ユダヤ勢力の下僕なのだから、役人が利権を握れば握るほど、〈彼ら〉の利益が守られる。

 いずれにせよ、こうした放射線の問題を考えるときに、もっとも問題なのは、いまだに学問が力を持ち得ていない現実があることである。学問がちゃんとしていれば、福島県民が苦しい目にあわずに済んだはずなのに、右往左往したばかりである。

 一連の放射線量の騒動では、弁証法の量質転化すらがわかっていない学者ばかりだという現実を目の当たりにして、情けなくなるばかりであった。
 例えば、原子力という力もそうだけれど、力にしても量質転化はあるのに、それがわかっていないから大混乱である。
 科学者たちの、天体同士なら万有引力、元素レベルなら電気力、核のなかでは核力などと分けて考えるアタマが困りものだ。力は一つであって、それが量質転化するのである。だから元素にない力が星に出てくるわけはなく、放射線の力にしても同じことなのに、「直線仮説」などという愚劣な捉え方をして恥じることがない。

 内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘東京大教授が、「カンナオトがボクチャンの言うことを聞いてくれない」と言って泣きじゃくった。
 今動画で見ると、お笑い三文劇場だ。
https://www.youtube.com/watch?v=yFg2IxD7mvs&spfreload=10
 このニュース動画を見れば、当時の菅直人首相が福島の小学校の校庭の土が20ミリシーベルト以下(年間)に決めたこと自体は、そう間違ってはいなかった。小佐古は己の不明をもっと嘆くべきであった。




posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(2) | エッセイ | 更新情報をチェックする