2017年06月28日

毎日記者の浅ましさ


 本ブログを読んでくださるあなたが男性だとして、女性のアパレル店やデパートの婦人服売り場に一人でふらっと入り、そこで服を選んでいる見知らぬ女性に気安く声をかけたりするだろうか?
 女性がラックにかかっている服を取り出したが、なぜか試着もせずにラックに戻したら、つかつかと歩みよって「あなたは何故、服を戻したんですか?」と尋ねる、なんてことをするか?

 私はまず100人が100人、男はそんな行為には出ないと思う。
 ところが毎日新聞の記者はそれができるらしいので、驚いた。

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 ニューヨーク市マンハッタンにある世界最大級の百貨店メイシーズの婦人服コーナー。手にしたドレスのブランド名を見て、すぐにラックに戻す女性に出くわした。エレン・グリーンバーグさん(53)。「トランプ米大統領の長女イバンカさんが手掛けるブランドだからよ」と言う。別の百貨店でもイバンカ商品に気づき、「商品を置かないように文句を言った」と漏らす。

 トランプ一家が経営する企業やトランプに献金した企業に対する消費者の不買(ボイコット)運動が全米に拡大している。
 (6月19日付毎日新聞「現場報告 トランプと世界 〜リベラル派草の根の抵抗」

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 まるで三文小説を読むようで、記者が偶然居合わせた婦人服売り場で、こんなけなげな女性と「出くわした」なんでことがあり得ようか。さすが「百人斬り」を捏造した新聞の末裔記者らしい。話を面白くするためにこのシーンをデッチあげたのは明白である。

 好き嫌いは人の常、自由である。個人がトランプ氏を嫌おうと、どんな政党を支持しようと勝手だ。しかし毎日新聞が、これを草の根の抵抗運動だと言って、称讃するのは、かなり馬鹿げている。
 買わないのは勝手だが、店に対して「イバンカ商品を売り場に置くな」と文句をつけるのは、かなり品が無い行為だし、ガキのヒステリーであり、営業妨害である。

 一橋大学の学園祭で作家の百田尚樹氏の講演を企画したところ、サヨクが妨害して中止に追い込んだ事件が起きた。これなどもサヨクリベラルの仕業で、アメリカのリベラルがトランプが嫌いだから娘のブランドの不買をやらかすのと、共通した稚技に等しい行為だ。

 毎日新聞は庶民もこうして反トランプの“正しい考え”を持ち、それが全米に拡大していると、嬉々として記事にデッチあげるのは、異様というしかない。
 アメリカ民主党支持者のただの未練じみた嫌がらせであり、アメリカマスゴミの反トランプキャンペーンを鵜呑みにしているオバカがいるという話を、大仰に紹介するのだから、やはりアタマが悪すぎだ。記事にするような話ではない。しかも、大の男が婦人服売り場を用もなしにうろついていたら…なんてウソを書いてまでするとは!

 一部を紹介した記事は、なんと一面に掲載してあって、さらに三面には全頁をつかってこの「草の根リベラル」の活動の盛り上がりを記事にしている。アホか。
 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで、大統領が嫌ならその娘のブランド服まで嫌う人がいるには相違ないが、逆にトランプ支持でしかも娘のブランドが好きなご仁もいるだろうから、その両方の見解を紹介するのが最低限のスジだろうに。

 こんなくだらないことより、アメリカの政治状況を正しく事実と公平な見方で記事にすればいいのに。そういう取材も勉強もしないで、ストーカーよろしく婦人服売り場をうろつくとは。

 毎日新聞も(その他の反日サヨクメディアも)こうまで狂っているのは、ひとつには、先の米大統領選挙でテメエたちの予想と希望が外れて、ヒラリーが負けトランプが勝ったことが、許せないのであろう。そんなはずがないというのと、何かが間違えている、と、自分たちの考えがダメだったことを傲慢にも認めたがらない。
 その悔しさや不満が、意趣返しに発展している。
 中学生や高校生の不良が、オレは悪くない、学校が、教師が、親が悪いからグレてやったんだ、と他人のせいにするようなものだ。浅ましいったらない。

 作家の門田隆将氏が6月18日付の産經新聞でエッセイを寄せていた(「新聞に喝!」)。
 「本質的な論議もなく、最後まで駄々(だだ)っ子の喧嘩のような低レベルな争いに終始した国会を国民は、どう見たのだろうか。森友問題から加計問題に至るこの不毛の5カ月間を振り返ると、物事の本質を報じない新聞の責任にどうしても行き当たる。
 かつて新聞は、人々を目覚めさせ、教え導く存在として「社会の木鐸(ぼくたく)」を自任していた。しかし、今は誰もそんなものとは考えていないし、新聞人自らもその意識はかけらもない。単に、一定の主義主張に基づき、印象操作や国民の感情を煽るだけの存在になっている。
 (中略)
 自己の主義主張に都合のいい一方の情報だけを伝えて、都合が悪い情報は決して報じない日本の新聞。もはや、そんなものは「新聞」とは呼ばない。」


 「森友問題から加計問題」とあるが、あんなものは「問題」にはならない。安倍首相の揚げ足をとって引きずりおろしたいだけの野党と反日サヨクメディアがバカをやらかしただけだ。
 「物事の本質を報じない新聞」「自己の主義主張に都合のいい一方の情報だけを伝えて、都合が悪い情報は決して報じない」「印象操作や国民の感情を煽るだけの存在」
とあるが、今回取り上げた毎日新聞の「イバンカ商品不買運動」の記事もまさしく、これである。




posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(2) | エッセイ | 更新情報をチェックする