2012年06月27日

的場光昭『アイヌ先住民族、その不都合な真実20』が暴く闇(1/2)


《1》
 アイヌの「問題」については、空手の道場の弟子に北海道出身者がいて、いくらかそのいかがわしさを聞いていたことがあって、以前からブログで取り上げようと考えていた。
 ぼちぼちとネットで調べたりしていたが、ちょうど良いチャンスがきたので、2回にわけて書いてみたい。
 アイヌ「問題」とは、マスゴミがいうような先住民の差別なんかではなく、日本のいうなれば「真昼の暗黒」の代表格のような、おぞましい世界なのである。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成24年6月27日号の書評に、的場光昭著『アイヌ先住民族、その不都合な真実20』(展転社)が紹介されていた。

 まずは著書の紹介をネットから拾ってみる。
 「アイヌは先住民族ではない、アイヌ系日本人だ!「同化・融和・共生」の歴史をゆがめ、ありもしない民族問題で「国内分裂」を策す“プロアイヌ”とその取り巻きたち。日本暗黒史観はもういらない。」
 「天皇に謝罪を求め、アイヌ語の公用語化や議会への特別議席枠、奪われたと称する土地資産の補償等々を求めてやまないアイヌ先住民族運動の驚くべき実態。 北方領土返還はおろか、このままでは自治共和国≠ェできる!」

 おや?と思われた方もいるだろう。これがいったいどういうことなのかをこれから説いていく。
 では、宮崎氏の書評の一部を紹介しよう。

   *       *

 いかに我々がアイヌに無知だったか。アメリカのインディアンのような先住民族と勘違いしてきたことか。
アイヌへの甚だしき無知を、その果てしなき蒙昧を知らされる。
 評者自身、アイヌの集落を見学したのは高校一年生の夏休み。爾来、半世紀近く、アイヌとは無縁でいた。関心も薄く、よもや、この少数民族問題と北方領土問題がむすびついていたとは考えたこともなかった。

 問題の所在は夥しくあるが、最大最悪の問題とは、我が国の国会決議で『アイヌを先住民族』としたことにある。
 これは「国連宣言」を前提としての全会一致の決議だったが、誰もアイヌの歴史を知らずに、催眠術でもひっかかったかのように決議してしまったのだ。

 「国連宣言」にいう先住民族とは、植民地化され、人権や基本的自由を剥奪された民族を指し、同時にそれらの先住民族は独自の文化伝統を有しており、侵略者によって集団虐殺や家族の崩壊に到った人々、文化的虐殺をうけて、差別された人々などを意味する。
 国連の言う先住民族とアイヌとはまったく定義が異なり、同一視は無茶である。

 近年の歴史の研究で日本では、アイヌはいたく保護され、松前藩の武士より裕福な人々が多く、かつ日本語を自ら学び、昭和三十年の調査でもアイヌ語を喋る人はごく少数だった。ロシアの侵略によってロシア正教に改宗したアイヌはロシア国籍となった等、かれらに都合の悪い真実が、次から次へと明るみに出た。

 たとえば「シャクシャインの乱」と言われる 和人vsアイヌ の戦いは、砂金利権をめぐる商い上のもつれから起きた抗争で民族間の抗争ではなく、350人の犠牲の多くは和人、アイヌは砂金利権を拡大し、松前藩より多い鉄砲をもっていた。道南の多くの地域では和人とアイヌが混在して暮らしていた。
 
 したがって一部の歴史家の書いたアイヌの歴史はまったくの嘘の固まりである。
 もし先の国会決議を廃棄しなければ、アイヌ語の公用語化、(台湾の高砂族のように)議会での特別枠、数兆円の「補償」と天皇の謝罪要求など、アイヌ先住民族運動の野望が実現してしまうという。
 目から鱗が二十枚! 驚くべき実態が浮き彫りになった。


    *          *

 たしかに、これが真実だとすると、目からウロコどころか鉄板がはがれ落ちるかのような衝撃であろう。この本は知らなかったので、さっそく読もうと思って書店に注文した。

 「シャクシャインの戦い」は、これまで幕府側が一方的に悪く、少数民族のアイヌを虐待したのだとされてきた。Wikipedia でもアイヌ部族同士の諍いに松前藩および幕府が介入して、首長のシャクシャインらを謀殺し、アイヌを恭順に追い込んだかのように解説してある。

 だが、そうではなかったというのだから、まことに現代の史観、あるいは歴史教科書のたぐいは、嘘ばっかりで、サヨク思想に真っ赤に染まっていることがわかる。

 評者の宮崎正弘氏は、「アイヌはいたく保護され、松前藩の武士より裕福な人々が多く、かつ日本語を自ら学び、昭和三十年の調査でもアイヌ語を喋る人はごく少数だった。ロシアの侵略によってロシア正教に改宗したアイヌはロシア国籍となった等」と的場光昭氏の主張を書いている。

 では的場光昭氏自身が『アイヌ先住民族 その不都合な真実20』を紹介してある掲示板への投稿を引用したい(一部カット)。

     *       *
 《樺太アイヌ強制移住事件 その不都合な真実》
*ロシアが支配するまで樺太アイヌは日本人の指導の下で漁業を営み豊かに暮らしていた。
*ロシアが支配するまで樺太アイヌは日本人との交易で米を主食に絹を着るほどに豊かに暮らしていた。
*ロシアの樺太アイヌ支配は苛烈をきわめるものであった。
*ロシア人に使われるくらいなら、日本の監獄のほうがましだと逃げ帰る罪人もいた。

*樺太から宗谷への移住は彼らの自由意志に基づいて、宗谷から対岸への移住は双方の合意に基づいて行なわれた。
*当時教員の年俸が一〇円の時に、食料費だけで年間一一円が、住宅建築費として一戸につき五五円が支給された。

*アイヌとの合意を開拓使は完全に履行し、不足分についても交付金で穴埋めすらした。
*漁労の民とはいえ、日本人の指導が必要であった。
*三年後、自立可能としてアイヌに与えられた石狩川口、厚田の漁場は結局、焼酎や酒に換えられてしまった。

*自立の試みが失敗したことが、北海道旧土人保護法制定の前提としてある。
*アイヌの人口減少は天然痘やコレラの伝染病が一因である。
*記録に残っているだけでも一六二六年以来江戸時代に天然痘の流行が十回あり時に五百人以上の死者が出ていた。
*江戸時代からアイヌに対しても天然痘予防のための種痘が行なわれ、以後の流行が防がれた。

     *         *
 
 アイヌはこんなにも保護されていたとは。
 少数民族といえば、「虐げられている」と反応するのは、まさに頭の悪い教条主義のサヨクどもだ。欧米のキリスト教徒が世界中の異教徒にやらかしたことを、そのまま日本もやったに違いないと思いこんでいる。

 そのイメージは、アメリカへ移住してきたキリスト教徒が、まさに先住のネイティブを虐殺・駆逐していったと同じように、松前藩が強引に北海道に入り込んでアイヌの土地を奪っていった…というようなものである。しかし頭から松前藩が悪者だったとするのは完全に間違っている。
 松前藩のなかにもアイヌが多くいたのだから、インディアン虐待と同列にするのはナンセンスである。
 それは被害者史観である。

 これは話が少し飛ぶようだが、社会保障を維持するには消費増税するしかないと言われると、はいそうですかと反応してしまう、多くのアホ議員と同じ、ワンパターンの思考である。

 私たちはガキのころから、そういうサヨクのつくった愚かな教科書を与えられるから、アイヌも虐げられていたのだ、松前藩はひどいことをやったのだと思いこむ。それしか知らないのだ。

 「先住民族の権利に関する国連宣言」の採択を受けて、国会でも平成20年6月に「アイヌは先住民族だった」などと(衆参全会一致で)決議してしまった。とんでもない議決である。
 これはもともと、アメリカの偽善、つまりは弱小民族に友好的だというポーズをとるための点数稼ぎであり、テメエたちがイラクやアフガンなどで、ワルをやっていることを隠す目的があったのだ。

 だからアメリカはテメエたちがさんざんネイティブ・インディアンを虐待したことから世界の目をそらすために、ありもしない日本軍の“従軍慰安婦”非難決議なんかを通そうとする。
 アイヌもその一連の、アメリカの策謀である。日本人は悪い人間だと思いこませたいのだ、日本人自身にも世界の人々にも。
 その結果、「アイヌの人たちの人権、教育、生活などについて、多くの課題が残されている」などと北海道のアホな議会でも決議している。

 「多くの課題」などありはしない、と地元の人たちは言う。実際、北海道の知人に聞くと、アイヌ問題は世間でいうような「差別」なんかありませんよ、補助金とかのカネに汚れている部分はかなりあって…と語っていた。アイヌ協会のことを暗に言うのだ。




             ‐

posted by 心に青雲 at 06:43| 東京 ☀| Comment(5) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もぜひ読んでみたいと思います。
北海道の地名にはアイヌゆかりのものが数多く残っています。
迫害された民族由来の地名が多く残されているのが、ずっと疑問でした。
本当は日本人とアイヌ民族は敵対してはいなかったのではないかと感じていたので、
自分の中での疑問を解決したい思いです。

しかし、まったく、世界は腹黒い・・・
Posted by makomakomako at 2012年06月27日 22:00
拙著を広く紹介していただきありがとうございました。ただ一点、北海道新聞に広告掲載を拒否されているのは三年前に上梓した『アイヌ先住民族 その真実』です。このたびの『アイヌ先住民族 その不都合な真実20』は7月1日の広告掲載が決定しております。
 以上、簡単ですが御礼かたがたご報告させていただきます。
Posted by 的場光昭 at 2012年06月28日 14:25
コメントいただき感激です。
ありがとうございます。

失礼しました。書名が似ておりましたので、勘違いしました。訂正しました。

まず『「アイヌ先住民族」その真実』から読み始めております。
Posted by 的場光昭様へ(ブログ筆者です) at 2012年06月28日 18:52
洗脳された歴史認識を今更ながら感じます。朝日捏造と同様に極左反日に怒りをおぼえます。
Posted by 葛西 勝紀 at 2014年08月28日 10:43
大変、勉強になりました。

左翼勢力の嘘の情報と言う事ですね。

ありがとうございます。
Posted by フクナ at 2016年04月02日 00:02
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。