2015年08月15日

やめられるのは、自分のレベルを落としたから


 日本は戦争に一度負けただけで、戦勝国に屈従して押し付けられた憲法をいただき、9条で戦争を放棄して来た。
 どこの国にもいわば自然法として認められている個別的自衛権も集団的自衛権も、「保持はしているが行使はできない」などと、霞ヶ関の法匪どもが発狂しているとしか言えない愚劣な解釈を続けてきた。

 それをこのたび、多少はまともにしようというのである。それも受け身的なケースでの法整備にしかすぎない。それの何が悪い?
 軍隊を持つのをやめ、戦争をやめ、徴兵もやめ、あげくに体罰もやめ、公共の場での不埒な行為にも注意することをやめ……て、今日に至っている。

 これらはかつては、当たり前にあったことである。軍隊を持ち、必要なら自衛の戦争をし、学校でも家庭でも体罰があった。
 それが日本の誇りであった。どこの国でも、戦争に参加した軍人兵士は誇りである。体罰も教育上必要なこととして、世界中で認められている。疑念の入り込む隙はない。

 日本では戦死すれば靖国に祀られた。どこの国にも、戦争で亡くなった方や巻き込まれて死んだ方を慰霊する施設はある。
 なのに、支那と韓国は日本だけはそれを許さないというのだから、ひどく政治的で悪辣である。

 支那と韓国にイチャモンをつけられて、天皇や政治家が靖国参拝をやめてしまったのが日本である。
 やめるということは、その誇りや犠牲的精神や正義を守るといった立派な認識を否定することである。
 それをただ「やめただけ」と言うことはできない。
 やめられたのは、自分のレベルを落としたからやめられたのである。

 そのことがサヨクもわかっていないし、保守だってわかってはいないだろう。
 例えば、何か社会のため、人のためにボランティアをやろうと決心して、始めたものの、3日坊主で止めてしまった、と言った場合、ボランティアをする立派な認識を棄てたのである。

 ここに高校生がいたとして、始めは東大や京大など一流大学を目指していたとしても、勉強するのはかったるいし、どうせダメだからと、東大受験をやめ、志望大学をどんどん落としていって、果ては名前を聞いたこともない末流大学や専門学校に落ちぶれていくのと同じことである。立派な大学に行こうとする自分の高いレベルの認識を棄てたからそうなった。

 支那事変や大東亜戦争は、ユダヤに仕組まれた戦争ではあったけれど、発端は何かといえば、合法的に支那に居住していた日本人に対して、蒋介石のファシスト軍が無法にも戦争を仕掛けてきたから反撃に出たまでである。
 当時は斉南事件、通州事件など、無辜の日本人が支那人に虐殺されていたのだ。

 今やマスゴミは通州事件などいっさい語らない。支那に遠慮しているだけでなく、木っ端役人や政治家、マスゴミが寝た子を起こすなとか、自虐史観でやっていればいい人に見られるとか、でやっていきたいからだ。つまり、誇りを棄てたから、通州事件に蓋をしていられる。

 日本は支那居留民を助けるために軍隊を送って反撃した。これが真実なのに、日本のマスゴミや役人は支那の言う「抗日」だけが真実だということにしておきたい。
 日本軍がそこから収拾せずにだらだら戦争を拡大したのは失敗であったが、軍隊はわれわれの誇りであった。同胞の危機を救うためであったのだから。

 それをなんと! 戦後はやめたのである。同胞がもし危機に陥っても、助けてはいけない、戦争に加担してはいけないと、サヨクはいきり立った。憲法は絶対なんだから、と。

 これは再度いうけれど、ただ「やめただけ」と強弁することはできない。
 やめられたのは、自分たちの崇高な、犠牲をも厭わない精神のレベルを落としたからやめられたのである。

 こうして日本人の魂を抜きとるよう努めてきたのが、支那であり、南北朝鮮であり、アメリカであった。戦争をやめようね、体罰は暴力だよね、上昇志向もほどほどにして等身大に、自分らしくありのままに生きればいいのさ、と甘い言葉をかけてきた。

 話は変わるが、私の子供の頃は、学校に鉛筆削り用のナイフ(肥後守)を持っていくのは当たり前だった。私たちより前の先輩たちもそうだった。
 ところが何時の間にやら、ナイフは学校に持って来てはいけないことになった。怪我すると危ないからと。

 誰でも肥後守(ひごのかみ)に慣れるまでは、失敗して指なんかを切ってしまい、よく赤チンなんかを塗ってもらったものだった。
 ところが、今は親も教師も、ケガをしない、させないことが教育だと思っている。
 ナイフ持参すら「やめて」しまった。

 大きなケガをしないためにも、ナイフで指を切る程度の経験はしておかなければならない。また他人を傷つけないためにも痛みを知っておかねばならないから、われとわが身で多少の痛い思いをしておくことが大事である。
 失敗して血が出れば、もっとうまくやらねばとなって、指先の感覚が磨かれ、アタマも良くなる。

 ナイフなんかは、昔のように全員に持たせればよい。そうすれば子供どうしでの殺傷事件は逆に起きない。
 子供にナイフを持たせれば、たしかに危なかろう。だが、そのリスクをあえて引き受けて、難しいことに挑戦するから、アタマもよくなり、手先も器用になり、人を思う心が涵養されるのだ。

 これは先にも言ったように、ただ「やめた」だけでは済まずに、多くの大事な教育のチャンスを棄て、認識のレベルを落としてしまったのである。
 あげくに、戦争は嫌だという非論理的なアタマになり、きっと悪いことがおきると怯え、支那や韓国のような強く出る相手にシッポを巻くようになってしまった、それが護憲派である。認識のレベルがあまりにも幼稚である。

 学校でナイフを禁止した影響がここにも出ている。
 憲法を守ることが大事なのではなく、国と国民を守ることなんだとまっとうなことをいくら説かれても、その理屈を認めたら自分が戦争に行って傷つくことになるわけだからと、断固として認めない。
 ナイフで鉛筆を削るなんて、もし指を怪我したら大変じゃないか、という捉え方と共通する。

 毎日新聞 8月01日付にこんな人生相談が寄せられていた。
 「一度、離婚し復縁した夫は、卑屈、偏屈で、態度であてつけます。悪いところはお互いあると思いますが、夫にはぞっとするほど冷たいところがあります。じっと耐えるべきなのか別れた方がいいのか。夫のような人とはどう接するのがいいのでしょうか?(40代・女性)」

 私ならさっさと別れなさいと言うが、こんなおかしな夫や妻で苦しんでいる家庭は多いだろうと思う。こんな男が出てくるのは、親が悪く、教師が悪かったのである。
 鉛筆を削るナイフを持たせなかったこともその一因であった。

 それにこうした男はきっと受験秀才(受験の絞り滓)だろう。これは空手で言うと、実際の組手をやらずに、技の(当てない)上達だけで黒帯にしてしまうようなものだ。 
 人生は戦いであるし、思いやりでなければならない、その現実を味わうことなく成人した悲劇である。

 それにこの相談してきた女性は、辛抱すべきでしょうかと聞いているが、「辛抱は逃げ」である。辛抱するとは、意欲がない、という意味だからだ。人生は自分の目標を「ただ、つかみとるのみ」であるから、辛抱したって成果はゼロである。

 闘え、頑張れと励ます以外にこんな人生相談に答える道はない。戦えない弱い人間だっているとグズグズ言う者もいるだろうが、それがどうした。強くなればいいじゃないか。生まれつき強い人なんていないんだから。
 強くなる努力を怠けていたいだけではないか。

 ココロもカラダも強くなるためには、リスクから逃げずに闘魂を磨くしかない。
 日本人は鉛筆削りすらリスクを嫌がり、リスクがないことを一番の価値にしているようだが、それが無意味な9条なんかにしがみつかせるのだ。





posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 🌁| Comment(4) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 中共外務省は、安倍晋三首相の戦後70年談話について、「日本は当然、戦争責任を明確に引き継ぎ、被害国の人民に誠実に謝罪し、軍国主義の侵略の歴史を切断すべきだ。この重大な原則問題についていかなるごまかしもすべきではない」と批判した。
 ふざけんな、である。
 ブログ主様が挙げておられるように、通州事件や上海事件、盧溝橋事件などはみんな蒋介石が仕組んで日本を戦争にひきずりこんだものだ。軍国主義は蒋介石も同じ。戦争責任をごまかしているのは中共のほうである。
Posted by 太郎冠者 at 2015年08月15日 08:34
太郎冠者様

コメントありがとうございます。
安倍首相の談話は、GHQ史観から脱却できていませんね。
しかし、村山や小泉よりましになりました。
Posted by 太郎冠者様へ(ブログ筆者です) at 2015年08月15日 10:58
毎回快刀乱麻のブログ、痛快です!
感謝です!

負ければ賊軍とは、よく言ったものです。結局もう一回やらないとダメなんですよ!勿論戦争ですよ♪
血を流すかどうかは別にして!


やるときはやるぞ!という気概は、まだまだ日本の男たちは持ってますよ!大丈夫ですよ。

Posted by モトヤマです at 2015年08月15日 11:30
モトヤマ様

コメントありがとうございます。
ひさしぶりですね。

「大丈夫」ならいいのですが、あやしいですよね。
Posted by モトヤマ様へ(ブログ筆者です) at 2015年08月15日 13:03
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