2015年09月03日

8・30国会前抗議集会の哀れ(1/2)


《1》
 8月30日に国会前で安保法案に反対している連中が抗議集会を開いたようだ。
 その参加人数は、警察発表で3万人、主催者が12万人と傲慢な発表をやらかしている。空撮写真をみるかぎり、あれは多めに見ても3万人であって、12万人は大風呂敷だ。

 評論家・渡邊哲也氏がオモシロイことを言っていた。
 あの国会前にどれだけの人数が集まれるかを計算した人がいるという。グーグルアースでかなり正確に出した数字である。
 国会前広場は4万平米あるが、人間が立ち入れない樹木や池を除くと有効面積は30%、1.2平米になる。

 人を追い越せない程度の混雑レベルは、1平米あたり1.2人、これが4になると完全停止状態。
 数時間の集会ならば3〜4万人が限界だと。これは東京のラッシュ時の電車内くらい(身動きがとれない)の混雑だから、どうがんばってもこれ以上の数字は無理である。
 だから主催者発表で12万人、などとマスゴミまでが発表するのは大ウソ(得意の)だとなる。

 例によって毎日新聞は、舞い上がって「安保デモ海外が注視」として、夕刊に大きく記事に仕立てた。

     *    *    *

 BBCは「日本の若者は政治に無関心で無気力だと批判されるが、彼らは目覚め、沈黙することを拒否しているようだ」と報じた。デモ参加者へのインタビューを交えながら、「(安倍晋三首相が)この声を聞いているのかが問題だ」とも。
 英紙フィナンシャル・タイムズは、中国の領土的野心への懸念から法案が準備されたと伝え「安倍首相は軍国主義の過去から学んでおらず、中国も同じ道を歩む危険がある」とのデモ参加者の声を紹介した。

 (中略)
 中国では、国営新華社通信が「『安倍首相は辞任しろ』などのスローガンが国会の上空に響き渡った」などと報道。国営中国中央テレビも夕方7時の定時ニュースで取り上げた。

 また、韓国の京郷新聞(電子版)は「日本の誇る坂本も怒った」と、音楽家の坂本龍一さんが国会前でマイクを握ったことを伝えた。

     *    *    *

 海外メディアは、そもそも公平でも中立でもない。いかさま野郎ばかりだ。とりわけ日本が嫌いな記者が多いことは、高山正之氏の評論を読んでいればよくわかる。
 それを日本のサヨクメディアは、悪意に満ちた海外メディアにシッポを振って、すぐにお墨付きをもらいたがる。腐った乞食根性である。

 支那や韓国ばかりではなく、ドイツやイギリスの報道機関は、日本を貶めるのが大好きで、足蹴にしたくてうずうずしている。
 そこへサヨクのバカが大勢集まって、国会前でさわぐのだからおもしろがって取材している。

 「週刊新潮」9月3日号のグラビアには、国会前で抗議活動するメンバーの女(福田和香子)が、肩もあらわのタンクトップにヘソだしでプラカードを持っている写真が載っている。やや美形だが、場所柄、こういう風俗嬢みたいな露出過度な服はいかがなものかと思うが、海外メディアはこの「艶なる装い」に涎を流して取材が引きも切らないと書かれている。親はたしなめないのかね。

 こうして「女」で海外メディアをおびき寄せて、報道してもらおうとする「市民団体」の魂胆の下品さ。お前は食虫植物か!? と突っ込みを入れたくなる。
 国会前で鐘や太鼓を叩いて大声をあげ、道路を占拠するのは、よしんば私が安保法案反対の立場であっても許しがたい無作法である。同じ仲間にはなりたくない。
 道路は公共のものであって勝手に占拠して、クルマや歩行者の通行を妨害していいものではない。

 だいいち、声を大きく張り上げれば自分の意見が国政に通るなら、それは民主主義の否定であって、サヨクこそ立憲主義や議会制民主主義の破壊者である。
 あれはまことに「造反有理」「愛国無罪」を叫んで狼藉を働く支那人そのままではないか。だからサヨクの活動は支那や韓国から指令が出ている、というのである。

 しつこく言うが、政府の出す法案が気に食わないのなら、選挙で訴えて政権を奪取するのが、民主主義の手続きである。
 いつも国会前で、反原発、反安保、反なんとか…と、太鼓を叩いてわめくために集まるサヨクどもは、単なる迷惑行為である。嫌がらせでしかない。

 なにも国会前や首相官邸前で、大声で国会議員や官庁の仕事を妨害しなくても、誓願という手もあるし、官邸にハガキを送ってもいいし、法にのっとった、他人に迷惑をかけないやりかたはある。
 デモは、本来的には自分たちの主張を道ゆく人たちに訴える手法であって、暴徒化してクルマをひっくり返したり、商店から略奪したりすれば、それはデモではない。

 今の国会前のサヨクは、暴徒化寸前である。
 さわぐサヨク連中は、国民から自分たちの主張が聞き入れられない、支持も得られていないことに苛立っていると思われる。「戦争法案」だなどとはデマである。「学問の自由が失われる」も、およそトンチンカンである。

 今度の法案で日米同盟が強化されるのは、衆目の一致するところだろうが、サヨクは「だから戦争のリスクは高くなる」といい、政権・自民党と保守は「だから戦争のリスクは減る」と説く。
 同盟が強化されることは、本来の日本の自立の観点からは望ましくないが、現実に支那や韓国からの侵略にさらされている以上、この選択がやむなくベターなのである。

 サヨクどもは安保法案反対の根拠が薄弱なのと、「戦争する国にする気か」と煽っても、大多数の国民には相手にされない、その苛立ちで、さらに大声でわめくのである。
 訴えても訴えても相手にしてもらえないから、困って鐘や太鼓まで持ち出して大声でわめく。なんとか国会や議員会館にいる議員に嫌がらせをしたくてしょうがない。

 嫌がらせをするのではなく、理詰めで反対の論陣を張ったらよさそうなものだが、そんな自信がないので、60年安保から変わらぬ妄言で騒ぎ立てるだけ。

 すでにブログで書いたが、いったい日本で誰が戦争をしたがっている? 安倍氏がいくら俺は戦争をしたいんだ、北京を占領したいと言ったとしても、同調する政治家も官僚も自衛官もいないではないか。国民も絶対に認めない。

 その意味では悪辣なアメリカといえども、日本を引きずり込んで戦争を支那とやらかすことはできないと考えているはずである。
 日本、支那、アメリカどうし…戦争したってメリットは何もない。どこかで小競り合いは生じるかもしれないが、いざ戦争となったら、支那軍はまっさきに逃げる連中である。

 アメリカも中東やウクライナで手一杯。うっかり余計なことにクビを突っ込むと、議会に来年以降の予算を減らされる。
 だからいかなユダ金が戦争を起こしたくとも、むかしのようになんでもいうことをきく情勢にはない。

 ただ中共の軍(党の私兵)の統制がとれていないから、勝手に暴発する危険性はあるし、じわじわと日本を壊そうとして来ている。そちらに警鐘を鳴らすべきを、安倍憎し、アメリカ憎しで、われを忘れて「戦争は嫌だ」ばかり。

 アメリカは日本に対して、支那や北朝鮮の脅威をぶらかして在日米軍の維持費用をもってもらいたいのと、軍事兵器を買わせたいのである。ただのビジネス化状態。圧力を常にかけ続けておくのが彼らの方針なのだ。
 副島隆彦は、アメリカは日本と支那に戦争をさせようとしていると「暴露」していたが、現実にはその後、実現していないではないか。自分の言論に責任をとれよ、副島。

 しかし万一のときのために、法整備がなくて日本人同胞を自衛隊が護れないのではいけないから、法律で決めておこうというだけだ。
 こういう常識は国民はだいたいわかっているから、サヨクみたいにトンチンカンな反対をしないのである。





posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(6) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブログ武士さまの見解に拙者も同感です。サヨク連中が致命的なのは戦争をしたがっている者がいる、という誤認にあります。ほとんどの人が戦争を避けようとしている中で、その方法が違うだけでしょう。だから朝日はダメなんだ。
Posted by レノアハピネス1.4リットル734銭 at 2015年09月03日 11:36
主催者発表12万人は水増しするにもほどがありますな。
Posted by 木曜スペシャル at 2015年09月03日 12:42
副島はどうかしてます。
オバマはすぐに失脚して、ヒラリーに変わることになっているといいながら、そうはならなかった。
Posted by ゲンちゃん at 2015年09月03日 13:31
レノアハピネス1.4リットル734銭様

おっしゃるとおり、誰も戦争を企図して法案を創っているものなどいません。なのに…、大東亜戦争が再来すると言うほうが狂っています。
Posted by レノアハピネス1.4リットル734銭様へ(ブログ筆者です) at 2015年09月03日 18:10
木曜スペシャル様

60 にもなったオバはんが、厚化粧して懸命に20代に見せようとしているみたい、ですね。
Posted by 木曜スペシャル様へ(ブログ筆者です) at 2015年09月03日 18:13
ゲンちゃん様

副島はウソをついておいて、謝罪しないことですよね。
今度の支那の経済崩壊も、「支那の勝利」と言い放っているから救いようがない。
Posted by ゲンちゃん様へ(ブログ筆者です) at 2015年09月03日 18:15
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