2015年09月04日

8・30国会前抗議集会の哀れ(2/2)


《2》
 国会前で抗議する連中のプラカードも、あまりに幼稚で気の毒になる。
 「敵を作らない外交こそが日本人を守る」って…オヌシ正気か?
 では聞くが、チベット、ウイグル、内モンゴルは、中共を敵視したから“解放”されたあげくに何百万人も虐殺されたのか? 

 日本が韓国を敵に回したから、奴らは竹島を奪い、李ラインを勝手にひいて日本漁船を拿捕したのか? 北朝鮮による拉致は、あの横田めぐみが北を敵にしたから拉致されたのか?

 「I‘m not ABE」も有名になったが、これもただの嫌がらせだ。意味不明で、中身がない。評論家・渡邊哲也氏によると、大文字で「ABE」と書くと、ユダヤ教、キリスト教、イスラムでは「預言者」の意味になるそうだ。だから「私は預言者じゃない」というプラカードを掲げれば、ガイジンからは「当たり前だ」と嘲笑されるのだ。

 それで、同じ日の毎日新聞。
 「著名人次々国会へ」とある。これでは著名人が国会議員に当選したかのような日本語だが、ちゃんと「国会議事堂前へ」と書けよ。
 で、そのおバカさんたちとは、映画監督・園子温、作家・森村誠一、高橋源一郎、平野啓一郎、美術家・奈良美智だそうだ。

 その言っていることが、お粗末すぎだ。
 森村ははっきり言って共産党シンパだが、「戦争が始まったら女性の人権が破壊される」と言い、高橋は「安倍はやめろ」のシュプレヒコールに声をあわせて「こういう行動ができるのはすごくすてきなこと」と女みたいな口調で「称讃した」。なにが「すてき」なんだからわからない。大声で怒鳴りちらすことが、か?

 平野は「国会前にいた。とてつもない数の人。法案は廃案にすべし」と「つぶやいた」そうだ。
 奈良は「人々の声が塊となって響く」と「実況中継した」と、こうである。

 作家どもの言葉の貧しさもさることながら、記事にした記者やデスクの言語能力にそぞろ哀れをもよおす。
 人の迷惑なんかお構いなし、それが作家か?
 論理能力のかけらもない。国家とはなにかが何もわかっていない。それならそれで、つましくもいじましい私小説でも書いていなさい。政治的発言をするものではない。みっともない。

 平野クン、「とてつもない人数」ってねえ、たかだか3万人で、か? そのくらいなら東京ドームとか、国際マッチのサッカー場に行けばなんぼでも体験できる。それに理由もいわずに「廃案にすべし」はないだろうに。ある法案に全人口のうち3万人反対者がいたら、廃案にすべきなのか?
 ああ、ただの付和雷同…。

 もともと、マスゴミは政権に対して良い評価などしたことがない。
 いつだって、意地悪な記事をデッチあげては脂下がっている。多少世間的に評価されそうな法案や政治方針が出ると、必ず(自分の意見ではなく) 評論家や野党などの意見を(それも匿名で)持ち出しては、「〜の懸念がある」「〜のおそれは否定しきれない」「説明が不十分だ」「これには支持率をあげたい別の思惑がある」などとお定まりのセリフを載せる。

 奴らも私企業だから、売れれば何でもやる。戦後教育で自虐史観を叩きこまれて、日本は悪いと思い込まされているおバカさんが多いから、依然として朝日新聞や東京新聞が売れる。

 新聞記者どもはそのくせ、首相が外遊するときにはただで政府専用機に乗り込んで、海外を豪遊して歩き、お小遣いもいただいている。それらは全部税金である。
 報道の自由を隠れ蓑に、やりたい放題。
 謙虚さの微塵もない。盗人猛々しい。

 そういう不埒をやらかしたから、今度の安保法案も、「戦争になる懸念」がやがて「戦争法案」と呼ばれ、「安倍はファシストだ」「学問の自由が侵害される」などと、おバカさんサヨクがエキセントリックにさわぎ出したのである。
 だが、この騒動の責任をサヨクメディアは取ろうとしない。

 マスゴミは政府をけなせば、あたかも自分は賢いと思われ、また自分で酔うことができる。万一、政府を褒めると、御用新聞と言われかねないから、という理由も手伝って、なんでもいいからイチャモンを言い続ける。

 阪神タイガースのファンが、いつでも監督をこきおろし、あいつじゃ優勝できない、無能だとさわぐ様子によく似ている。

 それを、ものを考えない大衆が真似をする。とりわけサヨクが。
 こうやって、大衆はマスゴミに騙されて、ただのイチャモンを世論に仕立て、政権を追い込むことにもなり、政権が腰を据えて日本の未来のために(譬え嫌われても)何かやろうとする計画も意欲もなくさせて、大衆迎合主義ばかりが蔓延る。

 これが現今の醜悪な民主主義の実態だ。
 サヨクメディアは、大東亜戦争で、日本はいわゆる悪いことはしていない(連合国のほうが卑劣)し、正々堂々まじめに戦争した(毛沢東の八路軍は延安に籠って何もしなかった)し、捕虜虐待もやっていない。非戦闘員を空襲で殺戮したのはアメリカだ。ソ連は条約を破って満州や樺太に侵略して、無辜の日本人を陵辱した。

 それなのに、サヨクメディアはアメリカや支那にへつらって、日本は悪いことをしたと言い続ける。

 こういう卑劣な連中が、今度もアホな大衆を煽って、戦争を抑止するための法案を潰そうと躍起になっている。
 法案がもしも、サヨク護憲派の思惑どおり、めでたく廃案になったとしても、大衆を煽ってとにかく勉強もしないでケチだけつける人間を大量生産した罪は消えない。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」2015年9月2日号の読者の声に以下の投稿があった。安保法制反対の抗議集会についてだ。
 「参加者の一部から、『なんだ、まるでコミケじゃね?』とかいう言葉があったと、ネットのニュースで見ました。たぶん若い人でしょう。」

 コミケとは『コミックマーケット』の略で、アニメとか漫画の同人誌即売会だそうだ。国会前の抗議集会は「元々おたく集まりだったところから始まった、アニメのお祭りだと思えば、大まかに言えば間違っていないと思」と述べている。

 要は、やっちゃダメといわれるところで、逮捕される心配もなく、デカイ声で鐘や太鼓でわめく爽快感が若者を集めたのだろう。
 「ノリノリで、あるいは物見遊山で参加した人も少なからずいたようです。『お祭りを楽しんでいるような』というご感想はもっともだと思います。(NS生、千葉)」

 こういうノリでいいから集まろうよ、と煽ったのがメディアである。「オレっち、国会前にいけばテレビに映るかも」というレベル。
 
 これに対して宮崎正弘氏のコメントは、「安保改訂の条文も読まないで『アンポ反対』と叫んでいたのが、西部遭、唐牛健太郎らの諸氏でした。70年アンポ前の全共闘やノンセクトラジカル、そして『べ平連』は一種風俗でした。組織に属することをいやがる、それでいて世の中を騒がせたいスノビズムが混在していた。
『ベ平連』の偽善をいち早く見ぬいて運動から抜け出したのが開高健でした。」

 そのとおり。開高は正解だった。彼はまたベ平連そのままの同人誌『人間として』(筑摩書房)からも手を引いた。
 べ平連は市民の声といいながら、実態は小田実や鶴見俊輔ら真性サヨク(共産党、社会党、ラジカルセクト)とイデオロギーは同じくしていた。目的のためには平気でウソをつく連中。

 今もまた同じである。サヨクメディアが煽った「祭り」で、ものを考えない大衆を量産する意図がありありである。





posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☁| Comment(5) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 国会前に集まって迷惑行為を続ける連中は、腐っりきったリベラル運動である。だから奴らはゴロツキ支那の反日軍事パレードに、抗議の声は決してあげない。左翼メディアも同じ。支那の手先でしかない。多くのまっとうな国民から唾棄されていることを認識できない。

 サヨクは平和を主張しているのではない。支那と韓国に言われて、日本の独立や主体性の確立を達成させまいと、言論の手足を縛るために「安保法案反対」を利用している。

 それに騙されて、本気でGHQ占領憲法を信奉するバカがいる。ブログ主が挙げている平野啓一郎、高橋源一郎、森村誠一、大江健三郎、瀬戸内寂聴などなどの作家群。自分の頭で考えられないダメ人間ども。
Posted by ニイタカヤマノボレ at 2015年09月04日 16:14
ニイタカヤマノボレ様

実に端的にしかも核心をついたご意見です。
みごとです。
Posted by ニイタカヤマノボレ様へ(ブログ筆者です) at 2015年09月04日 16:26
若い人たちが言いたいことを言うのはかまわないと思いますし若者らしい怒りが世の中を動かすことだって過去にはあったこととも思います。

しかし前回と今回のブログの場合、昔だったら
「まだ世の中のことをよく分かっていない青二才どもが生意気言ってんじゃねぇ!!」と一喝するおじさんたちも
たくさんいたはずです。

事実、シールズのメンバーなどは学校のお勉強はできたかもしれません自分たちの考えが他国では通用しないことを分かっていません。「打倒!安部政権」って何を思い上がっているのだか。

「日本の常識は世界の非常識」っていう名言(?)、もう死語みたいなものだと思っていたのにまだ通用するとは…。
Posted by 金剛 at 2015年09月04日 23:49
金剛様

若者が政治に発言するのは、昔は根拠がありました。
若者なりの正義感で。
しかし、今の活動をしている連中は、自分の「正義」を検証することもなく、勉強もせず、「能書きばっかり」「不平不満ばっかり」ではないでしょうか。

それをメディアがたしなめるどころか、持上げてヒーローに仕立てる。今からチヤホヤされた者が将来、ひとかどの人間になれはしません。


Posted by 金剛様へ(ブログ筆者です) at 2015年09月05日 08:45
習近平のもとで大規模な軍事パレードして中国はナチスドイツと同じく侵略者です。
軍事力を誇示しています。
習近平はヒトラー、中国共産党はナチス、人民解放軍は人民虐殺軍。

朝鮮戦争の時、満州人は絶滅させられました。朝鮮戦争の最前線に満州人は配置させられ逃亡兵は背後から銃殺隊に殺されました。
スターリングラードでスターリンの銃殺隊が背後から逃亡兵を銃殺したのと同じです。
朝鮮戦争の時に日本の掃海艇が出動して戦死者まで出しています。
パククネはその恩も忘れて中国共産党の軍事パレードに参加するバカ女です。
同じく村山富市、河野洋平は売国奴で中国の手先ですね。日本の軍備には反対するくせに中国共産党の軍事パレードに参加するだから。

左翼のバカどもは日本の国が守られなければ社会福祉も年金もないことがわからないのでしょうか。

いい年をした60年安保の老人とヒマな学生が国会周辺のデモに多いように思います。

変な脳科学者もバカ丸出しの醜態を晒しています。
Posted by 犬伏正好 at 2015年09月05日 19:27
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。