2015年09月14日

反体制共産党が体制である憲法の擁護になぜ回る?


 ここに若手の漫画家がいたとする。
 昨今の安保法案をめぐる騒動に関して、なにか政治漫画を描いてみようとする。
 それが仮に私のブログのように、サヨクに批判的な作品になったとしよう。

 それを意気込んで出版社に売りこみに行く。編集者が逢ってくれたとしても、テーマを見て「これは売れないよ」と断られる。編集者が安保反対、政権批判の漫画でないと売れないから、と答えるだろう。もし良心的でアタマのいい編集者で、漫画も面白いと思ったとしても、営業部が「うん」と言わない。

 営業は漫画が売れてなんぼの世界だから、漫画の主義主張や面白さなんかどうでもいい。今はサヨクが流行していると判断していれば、それしか売る気はない。
 さらに、もしも編集者も営業も「これは面白い」と評価してくれても、最後の壁が立ちはだかる。

 それが取次である。書籍の問屋に相当する。東販、日販などの取次が、「今は安保反対のものでなければ売れない」と言われれば、それっきり。漫画は陽の目を見ない。
 だから売れる漫画家になりたければ、自分の信念より時代の流れを読み、世間知に長けなければ成功はおぼつかないと知るべきである。

 社会はこうなっている。出版ばかりではない、当然新聞もテレビもだ。
 これがいわゆる資本の論理と言われるものではある。だが、そればかりではない。ひとことでいえば、この世は利権で動くのである。そういう実態を知りもしないで、ノー天気に国会前に出向いて抗議集会で大声をあげることはすべきではない。

 安保法案をめぐる審議のなかで、防衛省の高官がアメリカに対して、昨年のうちに2015年夏までには安保法案を成立させると“約束”していたという文書が洩れて、共産党に渡ったとかで、新たな火種となった。

 どうして防衛省の秘密文書が共産党に洩れたかは、国会では問題にならず、民主党らが意味のないイチャモンをつけている。
 国家安全保障の相棒であるアメリカと、情報を共有し合って何が悪い。問題にするほうがどうかしている。

 しかし、国家機密が漏れて共産党に渡ったことのほうが重大である。国家機密の漏洩にあたるから犯人は極刑をもってすべきであろう。サヨクマスゴミは、政府の失態になるなら「なんでもあり」でやっている。

 共産党はもともとはソ連共産党下部組織として発足した。戦後はソ連がつくった支那共産党にも忠誠を尽くしてきた。日本で共産主義革命を起こそうとするのは建前だけで、実際は中共、北朝鮮、ロシアなどの工作機関である。

 社民党(旧社会党)も同じようなものだったが、運営に失敗し今や泡沫政党だ。巨大労組組織にオンブしてもらって、選挙になれば確実に票がはいる仕掛けに安住して、政治に真摯に取り組まなかった、中選挙区制なら一位自民党で、二位社会党もありえたので国会議員をほどほどに出せたが、小選挙区制にされてその手が使えなくなった。

 共産党はどういう工作をやるかというと、民青(民主青年同盟)という下部組織が東大にもあって、ここで有望な青年を釣り上げ、民青の活動家にする。
 その人物は国家公務員試験をパスし、共産党の指令によって防衛省や自衛隊に入る。官僚としては優秀だし、すでに共産党工作員が入りこんでいるから、どんどん引き上げてくれるわけだ。

 その人物は共産党員であることは一切隠して、ひたすら職務に精勤する。で、ついに幹部に上り詰める。そうすれば国家の機密文書に触れられる。それを共産党に流す。
 そればかりではない。
 防衛省の偉いさんになった人物は、その肩書きを利用してマスゴミに登場しては、反日的言動をするようになる。
 
 安保法案は違憲だとか、集団的自衛権はダメだとか、偉そうに言うようになる。共産党とまったく言うことが同じだが、大衆は共産党は信じないが、なんと防衛省の偉いさんが言うならばきっと正しい、と思い込む。
 それが共産党の仕掛けである。

 https://www.youtube.com/watch?v=qim1R1fEvEk
 この動画は8・30国会前の抗議活動の様子だが、はじめにマイクを握ってアジる少女は、まごうたかなき民青である。大衆の盛り上げ方も、シュプレヒコールの音頭取りも水際だってうまい。ただの学生有志じゃない。訓練された民青の活動家である。かわいらしく髪にリボンなんかつけちゃって、いかにも…という嫌らしさ、あざとさ。見てとれますか?

 拡声器にしても街宣車にしても、学生有志では揃えられない。共産党が与えたのである。
 「シールズ」とは、英語のなんだかの略だというけれど、これは共産党委員長の志位(シイ)からとった言葉であるのは明らか。

 ああいう娘がやがて官僚になりすまして、堂々共産党工作員の仕事をやってのける。
 しかし、大学時代に民青でしたというと、一般企業でもそしておそらく国家公務員でも、採用されにくい。
 だから民青であることを隠して、一般市民、一般学生の有志がやむにやまれず集まった自由な組織です、ということにしている。

 マスゴミはそれと知りながら、共産党の工作で抗議集会が催されていると本当のことを書くと、読者の不審を招き、共産党の御用新聞かと疑われるから、政治色のない人たちまでが立ち上がった! ということにしてウソの報道をするのだ。

 これが支那や韓国、あるいは欧米であったら、政府はただちに敵性活動とみなして鎮圧に乗り出しているだろう。日本は共産党に甘い。

 毎日新聞 9月4日付夕刊に、「安保法案:最高裁元長官が「違憲」 「政府の論理に矛盾」と題した記事を書いている。

     *    *    *

 元最高裁長官の山口繁(82)が3日、共同通信の取材に応じ、安全保障関連法案について「集団的自衛権の行使を認める立法は憲法違反と言わざるを得ない」と述べた。政府・与党が1959年の砂川事件最高裁判決や72年の政府見解を法案の合憲性の根拠と説明していることに「論理的な矛盾があり、ナンセンスだ」と厳しく批判した。

 「憲法の番人」である最高裁の元長官が、こうした意見を表明するのは初めて。高村正彦自民党副総裁は、憲法学者から法案が違憲と指摘され「憲法の番人は最高裁であり憲法学者ではない」と強調したが、その元トップが違憲と明言したことは、波紋を広げそうだ。
 (後略)

     *    *    *

 「波紋を広げそうだ」じゃなくて、サヨク毎日の意図は、よ〜し、波紋を広げてやるぞ、である。
 山口繁は、つまるところ、本稿で説いているように、東大学生のときからの隠れ民青だったのであり、法曹界に入ってずっと隠忍自重してきてトップの地位を確保し、退任後もこうして共産党の、あるいは中共の指令を受け、サヨク共同通信と組んで、安保法案反対工作の片棒を担いだ、という次第である。ただのバカかもしれないが。

 あほくさ。元最高裁長官だったと言っても、今はただの私人、一般大衆であって、そんな人物の発言が社会に注目されると思うほうが狂っている。
 自分では質問のネタさえ拾ってこられない泡沫社民党の吉田忠智が、9月11の国会審議で、やっぱりこの「スクープ」に飛びついて、安倍首相に問いただしたが、首相は「今や一私人の発言にはコメントしません」と、当たり前の答弁をしている。

 この毎日新聞の記者は常識を知らない。例えば毎日新聞を定年退職した元主筆がいたとして、その爺さんが毎日新聞にしょっちゅうやってきては、社長や編集局長に対してああだこうだ、それではダメだ、こうしろと指図するのを、テメエは許すのか? 現役時代は現役時代の話、退職したら私人になるのである。

 もうなんども書いたから繰り返さないが、そもそも国家とは何かの学問の原則からいえば、9条は間違いである。擁護に値しない。

 昔から奇ッ怪なのは、反体制である共産党が体制である日本国憲法の擁護に回ることである。
 そのことからも、共産党とは外国勢力の下部組織であることは明白である。

 サヨクどもは、(自民党だって同じだが)、その活動は信念ではなく儲けの話で動くのである。信念で動こうとする者は、最初に例にした漫画家志望のように、がんじがらめの利権の構造に跳ね返される。
 民青のように、賢く共産党の利権が浸透している官界、マスゴミ界、学界、農協などに就職して出世できる道を選択するのは賢い。賢いけれど、奴隷の浅知恵である。




posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(3) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近の日本の漫画(やアニメ)にあまり個性を感じられなくなった理由は、それだったのですね(笑)。 ただ難しいのは、ヒット作=大衆に迎合した作品だとは言い切れないことでしょうか。

出版取次の批判は出版社ではタブーだという話は私も聞いたことあります。でも「読者様がお求めのの本を早くお届けする」という観点に立つと、取次会社はかえって邪魔な存在だと思ったことがあります(笑)。

あれ?随分前に先生がブログで似たようなことを述べられていませんでしたか?

今回は漫画論・出版論がメインテーマではないのでこの話はこの辺で。

「違憲、違憲」と随分言う人がいますが、現時点で違憲だからこそ憲法を改正して合憲に(剛健に?)しようと言ってるのであって、「違憲だ」と指摘することに何の意味があるのでしょうか??

論 点 は そ こ じ ゃ あ り ま せ ん よ
…と言いたいです。

Posted by 金剛 at 2015年09月14日 19:17
金剛様

いつもコメントありがとうございます。
出版社は、取次を敵にしたら、配本できなくなりますから、逆らえません。しかし、私等はもうほとんど書店で買わずに、ネットですから、取次一極支配は多少は崩れるかも。

現行の偽憲法を有効だとすれば、違憲でしょうが、そもそも
占領軍の憲法は本来暫定的措置。それをいまだに維持するのは法匪どもの利権です。
Posted by 金剛様へ(ブログ筆者です) at 2015年09月15日 07:46
シールズの中身は在日だそうですね。
そうでしょうとも。間抜けな顔してますもの。
Posted by 青シャツ at 2015年09月15日 18:19
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