2015年09月21日

安保を弄ぶ反日サヨク


 国民をどうやって護るかを議論するのが国会の役目である。
 そうした国家安全保障の中身とは、サヨクどもがいうような武力行使だけではない。
 三橋貴明氏の『亡国の農協改革』(飛鳥新社)に列挙されていることを紹介しておく。

     *    *    *

● 国土を外国から防衛する (防衛安全保障)
● 国民を大規模自然災害から守る (防災安全保障)
● 国民を犯罪から守る (防犯安全保障)
● 国民を飢えから守る (食料安全保障)
● 国民に安定的にエネルギー(電力など)を供給する (エネルギー安全保障)
● 国民に高品質で安価な医療サービスを高いアクセンシビリティで提供する (医療安全保障)
● 非常時でも物資の流通を実現する(物流安全保障 いわゆるロジスティクス)

     *    *    *

 一言でいえば、「経世済民」。これが政治家の仕事である。
 ところが、ここ半年程は安保法制のくだらない審議に振り回されて、防衛安全保障以外の安全保障に関わる国会論議は完全にストップ。防衛論議だってお粗末でしかなかった。
 最近でも警察官の強盗殺人事件が起きているが、こうした防犯安全保障の問題なんかそっちのけにされているからの醜態を招いているではないか。

 間近に迫る財務省の奸計たる消費税増税をどうするかとか、宗教法人の悲課税をどうするかとか、論議しなければならないことは山積みなのに…。

 わが国の周辺国は、同盟国でも反日国でも日本のこうした安全保障を切り崩そうと仕掛けてくる。アメリカは日本を属国にしているから、一番やりやすい。支那や韓国は「お隣りの国」だの「友好親善」だの、過去の歴史の謝罪などを搦めて侵攻してくる。

 ところがそうした世界の情勢があるのに、議員どもは、飛行機も新幹線グリーン車も乗り放題。年間支給給与は2200万円、「文書通信交通費」は月額100万円の非課税で領収書提出が不要。

 政党交付金として議員一人当たり年間約4000万円、立法事務費として月額65万円が会派に支払われる。このお金のほとんどは政党が使い、議員個人に支給されないが、政党によっては政党交付金の一部、年間数百万円から1000万円程度は各議員に支給されている。

 こうした経費など一切合切を含めて、年間4400万円ほどのお金が議員本人の口座や政党支部の口座に分けられて振り込まれている。
 国会議員ほどおいしい商売はない。
 いきおい、奴らは国民のために働くより、自分の議席を維持することに血道になる。

 宗教法人を非課税のままにしておくのは、政治家が宗教を儲けさせてやれば、お返しに信者らがまとまって政治家に投票してくれると見込めるからで、宗教法人と政治家がもちつもたれつになっているからだ。

 国会運営費は一日あたり3億円も費用がかかる。年間で1千億円もかかっている。費用がかかり過ぎじゃないのか。そのカネは国民が汗水流して稼いだカネを集めたものである。
 こんな放漫運営をしていて、まだ足りません、消費税を上げますのなんのと、よくも言えたものだ。

 そんななかで、野党は多数決で決めるのは嫌だとわめいて、審議引き延ばしをやらかし、はじめから法案成立が決まっているのに妨害して、税金をムダ遣いしていやがる。
 中身のある議論ならまだしも、冒頭に書いたように、国民をどうやって護るかが議論されない。

 憲法9条を護っていれば、それだけで国民を護れると主張するのは狂気である。
 これは青山繁晴氏がラジオ番組で語っていたが、憲法にはどうやって国民を護るかの文言は、一字一句ない(!)のである。9条は国民がどうなっても反撃することもダメ、兵器を持つこともダメと規定しているだけ。

 前文には、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあるが、たったこれだけが我が国民を守る“手段”なのである。
 大江健三郎が憲法そもそもの精神に戻れとわめくとは、国民を護るなと言っているのだ。

 そんな馬鹿げ切った「お約束」があるために、韓国には李ラインを敷かれて日本人が拿捕され、竹島を占領され、北朝鮮には拉致され、ロシアには正当な漁民が拿捕されてきた。アメリカには一例では「年次改革要望書」を突きつけられて、日本国民の財産を奪い続けられる。TPPを仕掛けられて、たとえば日本の農業や医療がブチ壊されようとしている。

 支那に進出した企業は(それ自体過ちだが)、約束を破られて資産も儲けも毟り取られる。尖閣諸島に侵攻され、小笠原諸島海域ではサンゴが取られ放題、東シナ海のガス田では石油が勝手に吸いとられている。

 このどこに「諸国民の公正と審議」があるから「安全と生存」が保持されたというのか。
 大江健三郎らは戦後70年、9条があったから平和だったとアホを抜かす。いかにも銃弾は飛び交うことはなかったにせよ、戦争がなかったとか平和だったとか言うのは欺瞞である。

 「9条があったから平和だった」の論拠が、北による拉致だけでも覆されるから、卑怯にも大江は、拉致された同胞を取り戻そうとは絶対に言わない。その苦汁を慮って、新聞も出版社も大江に問いただすことは遠慮する。

 これがこれまでの国民の安全保障法制の欠落が招いた「危機」と「損害」である。
 近隣諸国に対し日本人が丸腰で「仲よくしようぜ」といえば、平和が守れるとするのは、好意的に言っても「空想的平和主義」であり、端的にはビョーキである。

 副島隆彦はそんな国家の危機の実態も考えられない安保法案反対をわめく学生を、絶賛したのだ。サヨクマスゴミも同然。
 政治家のみならず、官僚にもアメリカばかりか支那や韓国朝鮮の意向を受けている者が大勢巣食っている。彼らアメリカや支那などの指示で動き、日本を弱体化させ、損をさせるためにあらゆる手段をこうじてくる。

 副島のやっている言論もそうした一環であり、国会前に集まって反対を叫ぶ学生も労組の活動家も、そうした外国反日勢力の日本攻撃の一環である。

 テレビで17日の委員会での乱闘騒ぎを見ていて、つくづく日本の政治状況の後進性に情けない思いをした人は多かろう。あれを野党は良くやった、などというのはアホである。
 結論は決まっているのであり、安倍内閣に対する支持率はむしろ上がっているのだから、反日野党がいうような国民は「反対している」というのはウソである。

 反日サヨク政党は、「戦争法案に抵抗した」という面を支持者や支那、韓国に見せるために派手にパフォーマンスをやらかしただけ。
 議会のルールにのっとって採決すようとしたのが自民党であって、それを妨害する、阻止する姿勢だけをテレビに映させるだけが奴らの狙いだった。

 どうしても阻止したかったなら、昨年7月の段階で安倍内閣は安保法制の概要を閣議決定したのだから、それ以降に反対運動を展開すれば良かったのだ。年末には総選挙があったのだから、そこで国会へのデモをかけるなり全国レベルで自民党を倒すチャンスがあった。なのに何もしなかった。自民党は少なくとも、選挙公約にこの安保を掲げていた。

 民主党や生活の党などは昨年暮れの選挙で、自衛隊は廃止します、憲法さえ護れば侵略されても抵抗しません、という公約を掲げるべきではなかったか。

 それでいて、反日野党どもは今になって、土壇場で暴力沙汰をやってのけるのだから、呆れてものも言えない。野党が暴力沙汰を起こして暴れるから、見た目には「強行採決」しているとか、「立憲主義に傷がついた」とか、マスゴミは書くが、話が逆である。

 池田信夫氏は自身の「アゴラ」動画で以下のように解説している。

 昨年7月の閣議決定で、野党も大筋で合意していた。議会制民主主義のルールでは圧倒的多数の与党に、賛否では太刀打ちできない。つまり決まっていたのである。あとは野党は各論で詰めるしかない。
 国会でもはじめは各論で審議していたのに、自民党が憲法審査会で船田が大ちょんぼをやって反対派の長谷部という憲法研究者に発言させてしまったから、にわかに「違憲だ」と反日サヨクが勢いづいたのである。

 野党も法制局の憲法解釈の変更で合意していて、各論で審議していたところに、自民党推薦の憲法研究者が違憲だとやらかしたので、話がいきなり振り出しに戻った。そこから「戦争法案」だの「徴兵制復活」だのという飛躍も飛躍の言い掛かりが前面に出てきた。国会前の「60年安保の真似事(それも共産党系の)」が起こり、大騒ぎが勢いづいたのはここからだ。




posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☁| Comment(11) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。いかにして災難拡大を阻止し、国民を守るかの方法が違うだけで、ああいうヒステリックな騒ぎをするというのは、どこかで誰かが扇動しているのではないでしょうかね。
Posted by 新日本プロレス at 2015年09月21日 10:37
新日本プロレス様

そのとおり、支那や南北朝鮮が煽動し、指示を出しているのです。
沖縄の翁長が支那の操り人形となっているのと同じです。
Posted by 新日本プロレス様へ(ブログ筆者です) at 2015年09月21日 21:34
安保法案成立が急がれた背景は、シナによる南シナ海人工島の滑走路整備があると思うのですよ。あそこにシナ空軍が配備された場合、わが国のエネルギー供給に支障が出る。シナがあの海域を領海であると宣言することへの抑止としてあの法案が必要ではなかろかね。
Posted by 宮尾すすむ at 2015年09月29日 07:00
お邪魔します。薩摩が琉球に侵攻したとき、琉球は支那の属国でした。琉球は支那に対し、援軍を要請しましたが、かれらがこれに応えることはありませんでした。こういう事実は日米安保を考える上で示唆が多いと思います。
Posted by 17番 at 2015年10月05日 12:48
17番様

「薩摩が琉球に侵攻した」とは、たぶんに戦後サヨク思想が入っています。
いかにも琉球は王国でしたが、日本と支那の二股外交をやっていた。民族的には日本人であるから、いわば戦国時代の一大名とたいして変わりはない。その彼らが日本列島から離れていたこともあって、支那の柵封体制に入っていました。

しかし支那が琉球を本格的に占領しようと言う動きが見えたので、薩摩は同胞を救うべく軍隊を差し向けて占領し、支那の魔の手から護ったのです。

琉球王国のなかには、奴隷根性の奴がいて、薩摩の配下になるより支那の属国になっていたい勢力もあったということです。

支那の軍隊は今も昔もまともな力がない。薩摩軍は武士の組織で規律も立派で力も圧倒的に強い。だから支那が琉球に来て薩摩と戦う愚は犯したくなかったのです。


Posted by 17番様へ(ブログ筆者です) at 2015年10月05日 15:29
17番さんの書いていることは、琉球のことはともかく、安保のことは正論ではないでしょうか。
Posted by 連立野党 at 2015年10月06日 07:18
連立野党 殿

なにが言いたいのか、わかりませんね。
支那は日本にも沖縄にも侵攻してはこない、という馬鹿げた判断のことですか?
支那人は戦争ができないんです。闘魂がないから。

連立野党? あなた正気ですか? 数だけあわせようとしても、政治の理念がない連中が何もできません。
Posted by 連立野党 殿へ(ブログ筆者です) at 2015年10月06日 10:38
17番さんは歴史的な事例を示して、今回の安保法案の必要性を説かれているのではないでしょうか。連立与党さんも安保推進と読めます。
Posted by 八紘一宇 at 2015年10月06日 20:23
八紘一宇様

それはですね、中途半端な、どっち付かずの文章がいけないんですよ。
Posted by 八紘一宇様へ(ブログ筆者です) at 2015年10月07日 14:12
間もなく米海軍ラッセン艦がシナが捏造した人工島付近に侵入します。当然のことです。
我が国の安保法案に問題があるのではなく、こういうことをやらかすシナ政府に問題があるのは明らか。中共のみならず我が国の斜民党などまで議論を摩り替えてシナの覇権主義に共調していることに気付かない朝日新聞。現実とはこんなもんですな。
Posted by 日曜福生室 at 2015年10月27日 09:58
日曜福生室 様

はい、私も当然と思います。支那軍は殲滅しておくといいでしょう。
Posted by 日曜福生室 様へ(ブログ筆者です) at 2015年10月27日 12:35
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