2015年12月09日

三権分立の幻想と陰謀


 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐり、政府と沖縄県知事が対立し、代執行訴訟に至っていることは周知のとおり。第一回弁論のときには、サヨクの朝日や毎日新聞がここぞと政府を非難し、翁長知事の方を持った。

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 「県民は人権、自己決定権をないがしろにされてきた」
 翁長氏は冒頭の意見陳述を求められると、顔を紅潮させながら、用意した文書を読み上げた。訴訟の本旨である自身の埋め立て承認取り消しの正当性を訴える言葉は一つもなく、陳述を終えると2時間近くひとごとのようにやり取りを聞いていた。

 この間、法廷闘争を丸投げされた県弁護団は、裁判長との会話がほとんどかみ合わないまま。裁判長の許可もなく政府側への質問を続け、裁判長から「発言をやめてください」と一喝される場面もあった。(産経新聞WEB版12月2日付)

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 様相はサヨクメディアが言うのとはやはりかなり違う。
 そもそも沖縄県が、普天間基地の移設を頑強に阻止する正当性はない。
 これは学校教育で、国というものは三権分立で成り立っていて、それぞれが監視しあっていると教えられているから、抵抗があるだろうが、国家の本質から考えれば、三権分立は嘘である。

 三権分立が正統だとしておくと、サヨクが活動しやすいからだ。なにかというとサヨクは、東大その他の法学部教授どものかなりが左翼かぶれで、判事もその教え子が収まり、さらに日弁連を握っているものだから法廷闘争を仕掛ける。司法が立法を攻撃できると考えているからだ。その便利ツールとして「三権分立」が手放せない。あわれなサヨク。

 何度も本ブログで説いてきたことだが、国家は他共同体と対峙できること(戦えること)と、社会が統括できることが、その本質である。
 サルの集団(家族集団)が地上に降りて、原始共同体(まだ家族集団)ができたときに、生き残るためには中枢器官による統括が必要であった。それがすなわち国家である。

 共同体は命令一下でなければ(統括されていなければ)敵に征服されてしまう。国家という形態をとらなければ実存できない。だから難民の例を見ればわかるように、彼らは国家を失っているから保護されない。彼ら自身が統括ができておらず、きわめて危うい存在にならざるを得ない。

 歴史上、国家として量質転化できなかったものは終わるしかない。
 大昔の日本列島には、多くの家族集団・部族集団 があっただろうが、そのなかで大和朝廷だけが首尾よく量質転化に成功したから生き残り、他は飲み込まれたのである。

 こうした学問的定義なり考察なりを基準にすれば、三権分立などという近代国家で採用されてきた「仕組み」は、いささかも国家の本質ではないことが了解されよう。もし三権がそれぞれ勝手に自己主張ができるとしたなら、国家は統括ができなくなり、一旦緩急あるときに命令一下で行動する(戦う)ことができない。

 それを踏まえれば、現下の沖縄県の辺野古移設を巡ってのサヨクのいじましい抵抗などは笑止というべきタワゴトでしかない。
 我が国は、アメリカと同盟を結んで仮想敵国である支那、ロシア、北朝鮮と対峙している。それがいいかどうかは争点にはなりうる。
 永世中立国でいくべきだとか、支那と組んだ方がいいとか、ロシアこそ未来の宝だとか、言うのは「成り立つ」議論なのであるが、翁長知事らサヨクが言う、県民の自治や自由が国家より優先されるとの主張は、まったく「成り立たない」議論なのである。
 国家の否定だからだ。国家を否定したら、じゃあみんなして難民になるのか、になってしまう。

 司法が独立しているのなら、非常時には機能してくれるのか? 責任が取れるのか。軍を指揮して侵略軍を排除できるのか?
 こういう正しいものの見方を学校教育が教えないから馬鹿げたことになる。

 YouTubeで「虎ノ門ニュース8時入り」の青山繁晴氏の12月3日の放送を見た。
 青山繁晴氏によると、翁長を背後であやつっているのは中国の福岡総領事館の公使らしい。(カネを渡されたかハニートラップにかけられたか…)
 翁長に与えられた任務は2つあるという。
(1)沖縄駐留の米軍を追い出すこと
(2)琉球を独立させること。
 この2つだ。実現すれば、翁長が琉球王国初代国王になれるんだとか。

 すでに日本の諜報機関はこの情報を把握している。だが、日本にはスパイ防止法がないので翁長を逮捕することができない。(しかし外患誘致罪で極刑にすべきだ)
 支那から、もしくは華僑から翁長知事に資金が流れているであろう。逮捕しないのは中国を刺激したくないと頑に言い張る外務省や媚中派政治家が抵抗するからだ。

 青山繁晴氏によると、中国は米国大統領を中国系にすることを狙っていて、すでにサンフランシスコの市長は中国系であり、その隣のオークランドも中国女性が市長をやっている。同じ深謀遠慮を沖縄にも仕掛けている。

 番組の中で青山氏は、翁長知事が辺野古移設を強行する政府のやりかたは、自治体に自治がなく民主主義もないとか、沖縄は琉球であって日本から切り離すべきだと主張したことに対して、これは日本の歴史への侮辱だと憤っていた。

 古来、仁徳天皇の「民のカマドは賑わいにけり」の逸話が残るように、天皇が税金を抑えて民を救った。これはわが国にはわが国の民主主義、民が主人であるという理念があったということだ。米国流の民主主義だけが民主主義ではない、と言っている。
 しかも自分は民主的選挙で知事に選ばれておきながら、日本には民主主義がないなどというのは、あきらかに支那と手を組んで沖縄を日本から切り離す策謀だ、ひど過ぎるとも。

 青山氏に言い分は感情的には同感だが、やはり彼が学者でないからこれを国家の原理原則からは説けていないきらいはある。

 一方で朝日新聞のごとくに、政府は沖縄を植民地扱いしているなどと抜かす馬鹿の意見を正論であるかのように取り上げては、醜態を晒している。
 政府側は政府側で、「国防に関わる基地の設置場所について知事に審査権限は与えられていない」とか「(埋め立てを)取り消す不利益と維持する不利益を比較し、維持することが著しく不当な場合ではない」とか「(取り消すと)普天間飛行場の危険性が除去できす、日米の信頼関係に亀裂が入る」としている。

 国側の主張は間違ってはいないが、さきほどから私が述べているような根源的な国家とは何かが踏まえられていないから、サヨクの主張と一騎打ち的になってしまう。
 一応、国防に関しては県知事には権限がない、が正解に近い。
 つまり、国防に関しては政府の専権事項以外ではない。裁判するにも及ばない問題である。

 と、裁判所が判断すればいいが、偉そうに三権分立だからと「俺が判断してやる」という姿勢だから、審理を受理したのだろう。馬鹿な話だ。
 憲法を改訂して、国軍を持ち、核武装し、徴兵制を敷いて国民に国防意識および国家とは何かを教育すれば、こんな売国奴の知事は出て来ないし、支那や韓国が勝手に工作することは出来なくなる。






posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☁| Comment(3) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めてコメントいたします。
貴記事の納得できる論理展開に感動しました。
今後も、貴ブログを注視しつつ拝読いたします。
団塊世代、とのこと。私は69歳で、少し以前に
生まれました。ほぼ、同世代として人生を歩んで
来たかと存じます。貴ブログのご繁栄をお祈りします。
Posted by 中原明 at 2015年12月09日 05:50
中原明様

コメントありがとうございます。
ご期待に背かぬよう、努力してまいります。
Posted by 中原明様へ(ブログ筆者です) at 2015年12月09日 12:59
沖縄の体たらくは、半ば朝鮮の陰謀ですな。
Posted by 文化放送 at 2015年12月10日 14:42
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