2016年04月02日

借金は踏み倒す国に?


 よく日本には外国から元首がやってくる。カウンターパートとして首相が応対し、たいていは経済援助を約束して終わる。
 アメリカや中共の元首だとマスゴミの扱いは大きいが、弱小国に対してはおざなりのニュースで済まされる。

 日本はカネを持っているし、ODAは大盤振る舞いが常だから、外国元首は要するにたかりにくるのだ。日本側もODAによって、政治家、官僚、ゼネコンなどが儲かる仕組みだから、積極的に貸しまくる。対外純資産額(対外債権)は約366兆円にもなる。ずっと世界一だ。とはいえ、日本がせっせと世界にカネを貸しだしたのは80年代後半といわれ、まだあまり償還期が来ていないのでカネが返ってこない。

 カネの貸し借り自体は、悪いことではない。例えば貧しい国が借りたカネでインフラを整備し、国を豊かにして民衆の生活が楽になるなら、おおいに結構である。
 そうはいっても、韓国や支那のように、借りたカネは踏み倒すのが常態である国に、際限なく貸すのは間違いである。カネを何に使うかの明朗会計がどこもあやふやらしく、当該国民の幸福につながらないとしたら悲しい。

 日本は、外国から借りたカネは全部返済してきた。日露戦争でユダ金から借金したのも、長いことかかったが完済した。そういう地道な積み重ねが、世界の信用を得てきた。
 世界のほとんどの国は、借りたカネは踏み倒そうとし、約束は破り、私腹を肥やし、いいがかりをつけるものだが、それで国同士が揉め、戦争をやり、嫌い合って結局良いことがなかった。
 
 ところが日本だけがまじめに働いて、借金はきちんと返し、困っている国があれば渋らずに貸してあげて、貸しはがしなんかはやらず、結局世界で唯一経済が安定している国になり、国民も不満を言わない。
 だから世界中の国が、日本を手本にしたいと考えるようになってきた。

 たまにテレビを見ると、ずいぶん日本に定住する外国人が増えているらしい。それも欧米やアジアだけでなく、アフリカや南米のようなあまりなじみのない国からやってくる。それも結構日本語が達者で感心する。旅行者も増えてきた。支那人や韓国人には来てほしくないが、その他の国の人々はみんな親日的だ。

 さて、話がズレたが、奨学金についてである。あれは借金だ。志ある若者に勉学を機会を与えるために、学費の足しにと貸し出し、社会へ出てから返してもらう仕組みで、大変結構であった。
 ところが最近、明らかに共産党系と思われる連中が、カネを返したくないと言い出している。奨学金が安すぎると言ったかと思うと、返済が苦しいから、奨学金は貸与でなく、ただでくれないかと言う。

 奨学金で苦しいときに助けてもらったのだから、それこそ熨斗をつけて感謝して返済するのが当たり前である。借りて返さないと、奨学金を希望する次世代の若者が借りられなくなる。
 なのに、ごたくを並べて、楽をさせろ、「徳政令」みたいなふうにしろとは、なんたる卑劣か。おそらくそういうことを言うのはザイニチなんだろう。

 昔は帝国大学、今は国立大学であるが、これは国家に尽くす人材を養成する機関であって、多くの税金がその志ある学生に無償で学費を負担している。だから官僚や学者、科学者、法曹界の人間となって一生を国に奉仕しなければならない。
 であるのに、東大、京大を出てなかにはタレントになるバカがいる。加藤登紀子、高田万由子、菊川怜、膳場貴子、和久田麻由子…。男だと香川照之、草野仁、野田秀樹、宇治原史規など。タレントになるなら学費を返しなさい。税金泥棒じゃないか。

 昨今の奨学金事情は、悪化していると聞く。今や国公立大学でも初年度に納める金は80万円にもなる。私立大学で131万円、私立短大で111万円にのぼる。
 私が学生のころは、私立だったが入学金・授業料は今の半分くらいだった。奨学金を利用している者はごく少なかった。それがだんだん利用学生の割合が増え、90年代には20%台、2012年には52.5%に激増した。今や2人に1人は奨学金をもらっている。
 しかもそれだけでは足りずに、学生はアルバイトに精を出す。

 そのアルバイトも、雇う側はブラック企業が多く、非正規の社員を安くこきつかおうとする。なかには学生のくせに優雅な暮らしがしたくて、勉学そっちのけでバイトに熱中する不届きものもいるやに聞くが、多くは親からの仕送りが少なく、バイトせざるを得なくなっているようだ。
 勉強したくても、カネを稼がないと授業料が払えないのでは、本末転倒である。

 国税庁の調査では、民間企業で働いている人の平均年収は、1997年の467万円から2013年には414万円に下がっているのだ。親も収入が減っている。だから子供に仕送りが十分できなくなる。いきおい、子供もバイトをせざるを得ないし、奨学金をあてにするしかない。これは国の責任である。

 支那や韓国に大盤振る舞いしているから、行くべきところにカネが行かず、学生も苦しむ。
 私らのころは奨学金といえば無利子だった。ところが今や無利子もあるが、4分の3は利子付きの奨学金が占める。
 昔は貸し出し側は、日本育英会だったが、今は日本学生支援機構に変わって、あろうことか利子で儲けようとする魂胆をあらわにした。

 おいおい、奨学金で金貸し業かよ。という一方で、先に言った利用者が今や2人に1人というのは、実態はどうなんだろう? 大学全入時代になって、言っては悪いがとうてい大学について行けない偏差値の低い若者でも、無理して大学や専門学校に行こうとする。
 低レベルの大学を出たって、非正規の職業にしか就業できないのが現実である。

 つまり偏差値の低い大学に入っても、授業についていけずにバイトにうつつを抜かし、やや安い利子だからと奨学金をもらい、卒業はしても何百万円かの借金が残る。ところがそれを順調に返済できるほどの給与をくれる企業には就職できないのだ。当たり前じゃないか。
 非正規労働にしか就けないような可能性がある大学(というよりまず企業が相手にしてくれない大学)に行ってわざわざ奨学金という名のローンを組むのであれば、大学など行かないほうがマシではないのか。

 サヨクは、こういう実態をごまかして、政府攻撃の手段に使う。先日もテレビのニュースで明らかに共産党系の連中がサヨク弁護士とともに奨学金は無償にしろと主張する集会を開いているさまを流していた。ならば共産党諸君、政府に対して支那や韓国に回るカネ、ザイニチ学校に回るカネ、ザイニチに回る生活保護や年金などを貧しい学生に回せというべきだろ。

 話を冒頭の外国から信頼される日本、に戻せば、日本は外国からの借金はまじめに働いてきちんと返済してきたから信用される国になれた。なのに、今やその内実はガタガタだ。国立大を出たのに、タレントになって勝手をやる奴が出るようになった。これは事実上、借金の踏み倒しに相当する。

 ヘボ大学しか入れないバカ者が見栄で大卒の肩書きを欲しいがために無理にローンを組んで、あとで返済できないのが分かり切っているのに……。これも返すあてのない借金をなんとかなるだろうの甘い考えでやらかすのだ。まるでサブプライムローンだ。

 信用される国、借りたカネはちゃんと返す国民、それが崩れようとしている。先人たちが未来の私たちのためにと、貧しい暮らし貧しい国庫のなかから、勉強して国のために尽くす人間になってくれと願って創ったシステムが、悪用されるようになってしまった。

 その原因は、GHQが、とか、支那や韓国の工作が、と言えるだろうけれど、あくまで私たち自身の問題として反省しなければなるまい。
 私は、再三言うように、ヒロヒトが責任から逃げたからであると思う。よしんば天皇教信者が言うように、大東亜戦争に天皇が消極的だったとか関与しなかったとしても、国のトップだった彼が、もしも負わなくてもいい責任すら負って、自決していたなら、国民はこうまで堕落し無責任にはならなかったはずだと、私は主張する。

 その無責任天皇を国民がこぞって許し、天皇に責任はなかったことにして、テメエも上がやるならオレっちも、と楽なほうにいっせいになびいたのだ。
 「親亀こけたら子亀もこけた」のである。





posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☁| Comment(6) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大学と言っても左翼が多いですし国歌も歌わない所多いですね。そんな所から公務員が輩出されるなんて悪夢です。
Posted by たていと at 2016年04月02日 04:54
たていと様
いつもコメントありがとうございます。
大学、とりわけ国立大学はサヨクの既得権益と化していますから。
財務省や経産省の官僚は、東大法学部卒だらけ。東大経済学部はゼロ。なぜなら経済学部はいまだにマルクス主義経済の教授しかいないから、現在の世界経済にまったく対応できない勉強ばかり。それで東大経済学部卒の学生は財務省なんかじゃ使いものにならない。

天下の奇観です、これは、国家の役にたたない勉学に勤しむ連中に税金払って養う理由はなんですか?


Posted by たていと様へ(ブログ筆者です) at 2016年04月02日 08:50
>奨学金で苦しいときに助けてもらったのだから、それこそ熨斗をつけて感謝して返済するのが当たり前である


私も育英会の奨学金を借りまして、卒業後10年で返済しました。
当時は無利子でした。
仰る通り、熨斗を付けて返すぐらいの気持ちでないといけませんね。

それにしても、国公立大の学費の高さにも目をむきます。
30年前の私学文系の学費レベル以上ですが、いったいそれだけの価値ある内容を提供できているのか・・・と問えば、そんなことはないですね。

地方から都会の大学に進学し、月¥10万の仕送りは最早普通の会社員には無理です。

昔のように、高校卒業者の6割ぐらいは、職人系の道に進む、あるいは専門学校で使える資格や技術を身に着ける進学の方が意味があると思います。

特に大学文系学部は、出口を狭く厳しくして進学者を減らすぐらいにすべきです。
年間学費¥100万で見返りある学問内容なんてものは今の日本の大学には存在しません。
Posted by B4 at 2016年04月02日 13:35
B4様
コメントありがとうございます。
おっしゃるように、大学は行くだけの価値がない。でも大卒じゃないと会社が相手にしてくれない、嫁の来手も支障がでるかも、となるので、借金してでも、になってます。
大学に行かずに手に職をつけるほうが正解なんでしょうけどね。
Posted by B4様へ(ブログ筆者です) at 2016年04月02日 21:39
防衛大学校を卒業した者が、任官拒否するのも、税金泥棒ではないでしょうか。任官拒否なら、入学以来のその人間にかかっら費用をすべて返済しなければなりません。
Posted by KKKB at 2016年04月05日 20:18
KKKB 様
コメントありがとうございます。
同感です。任官拒否自衛官は、全額返済でしょう。
むろん、親が死んだので家業を継がねば、とか、怪我をして再起不能だとかは、別。
Posted by KKKB様へ(ブログ筆者です) at 2016年04月06日 13:12
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