2016年08月03日

血液のきれいと汚いの誤解(1/2)


《1》
 デスクワークの多い人は、“運動不足一般”が懸念されると言われる。それもそうだろうが、怖いのは手ばかりが運動して足が運動しない状態が、それこそ常態になっていることである。アンバランスだ。
 とりわけ足指は普段から動かすことがはなはだ少なく、まるで足指なんぞはなくてもいい、みたいな感じで忘れられていて、足の爪を切る際に意識する機会がある程度の人が多かろう。

 実際、たいていの人の靴下は、足指をすっぽりまとめて包んでいるもので、5本指靴下の人は少ない。つまり足指だって5本あるのに、面倒だからまとめて足だ、という感じではないだろうか。
 女性ときたら、先のとがった靴まで履いて、なんだか足指が広がっているのが迷惑みたいな扱い。さらにハイヒールを履いて、足先を圧迫している。そんなことがカッコいいとでも?

 ちなみに、私は靴のサイズは自分の標準サイズより2センチは大きいものを履いている。足指をきつく締め付けないためである。靴を履きながら足指を動かせる。年がら年中靴を履いている人は、いわば「纏足(てんそく)」状態である。アメリカの映画など見ていると、外でも家のなかでも靴を履き、ベッドで仮眠するときでさえ靴を履いたままでいて驚かされる。(アホやん…)。

 やさしく言うと、座り続けでいる人は、腰から先の足指までの血の巡りに問題が生じる。ざっくり言って、上半身はまあ動かしていても、下半身は「動かざること山のごとし」なのである。
 デスクワークの人は、30分に1回くらいは立ち上がって、社内を目立たぬように散歩するとか、サンダルを履いて足指をいつも動かしているとかしたほうが良い。

 血液は全身を巡っている。全身くまなく、いわば平等に酸素と栄養を運び、細胞でそれが交換されて二酸化炭素と老廃物を血液が受け取って、肺で二酸化炭素が棄てられ酸素を取り入れる。老廃物は腎臓で選別されて尿として排泄される。

 これが一般に教科書的に説明されていることだけれど、忘れられているのは、血液は運動しているところ(細胞)に行けば、まっとうに運動形態に置かれると言うことだ。教科書には、老廃物と二酸化炭素を受け取って心臓に戻るこの静脈流は汚れているんだとされている。動脈血はきれいな血液だ、とも思われている。

 小学生に教えるならそれでいいし、大人ではそれが常識だけれど、ちょっと待たれよ。ならば、座りっぱなしのような下半身を動かさない人の場合、運動形態にない細胞や組織を巡る血液は酸素も消費していないし老廃物も少ないから、きれいな血液のまま静脈に入って心臓に戻ってくるのか?
 よく運動している手とか脳に巡った血液はより汚れているわけになるのか?

 これは妙な譬えで恐縮だが、処女のまま修道院に入った女は純潔できれいだが、結婚して男を知った女は純潔でなくなり穢れた存在になる、と言われるようなものではないのか? 修道院に入る女のほうがどうかしている。結婚して子供を産む女が正常である。
 血流も、運動している細胞を巡った血液は汚れ、運動しない細胞を巡ってきた血液はきれいなままって…、そうなの?

 話は逆である。足のほうは動かないから汚いものを抱えて血液が心臓に戻ってくるのだ。
 そもそも、と考えられよ。血液はどういうものだったか、を。もう一度言うが、酸素と栄養素を運び、二酸化炭素と老廃物を受け取って戻るべき運動をするのが、血液の機能なのだから、それがちゃんと行なわれるのが正常、行なわれないのが異常なのだ。

 運動をしない足に行った血液は、機能をさせられないまま戻されるおかしな血液になっている。血液は、細胞に必要な物質を届け、不要になった物質をもらうという二重構造になっている。それが、足を動かさないと、二重構造が破綻するのである。
 現象だけ見れば、運動していない細胞は酸素の消費も栄養素の消費も少なくて、一見きれいなままの血液で戻って来ることになるが、構造で捉えれば違うのである。

 哺乳類を見れば、全体で運動であって、前足だけ動かして後ろ足を怠けている動物はいない。運動形態は「なべて」置かれ、血液も「なべて」巡る。人間だけが運動を「なべて」やらないで、偏ったことをやる。よって血液も「なべて」巡っているのに、運動に偏りがあれば、異なる(運動の)構造を抱えて心臓に戻ることとなる。
 
 パチンコ屋にしけこんで、長時間パチンコを打っているとか、麻雀卓を囲んで徹夜で興じていれば、足はまったく動かない。手はまあいくらかは動くとしよう。手には運動した血液が巡り、足に行った血液は運動しない血液が巡って、それが一緒になって心臓に戻ってくる。その結果、きれいな(まともな構造を含んだ)手に行った血液と、汚れた構造を含んだ足に行った血液が混ざれば、全部が汚れていくのである。

 医者も診察室で座ったままに患者の話を聞き、コンピュータを見つめては診断しているから、足を動かさない。それが誤診のもとを創る。多くの医師が、抑うつ状態、鬱病、燃え尽き症候群でやめていくそうだ。勤務の過酷さも一因であろうが、このアンバランスな運動状態が原因の一つであろう。(お〜い、医者のくせに分からないのかよ〜)

 ところで。牛肉では最高級品と言われるのが、サシの入った赤身肉とされている。あれは牛をできるだけ運動させないで、つまり不自然な飼育をやって、病気にしている。オーストラリアあたりの広大な牧場で飼われた牛は、よく運動しているから健康で、筋肉にサシは入らずやや固めの赤身になる。

 これを血流で説くなら、日本の高級牛肉の牛は、血液が汚れた状態であり、牧場で放牧されている牛は血液がきれいなのである。高級肉ほど食用としては危ない。癌になる可能性が高くなる。私はテレビで高級肉が映しだされるのを見るとゾッとする。テレビのレポーターが旨そうですね、最高ですね、とろけますね、と絶叫するのを聞くと、おぞましさに襲われる。

 牛肉ばかりではない、ブタもトリも運動させないで飼育すれば血液は汚くなり、いくら肉質が柔らかくなろうとも、癌のリスクが高まるのである。
 アメリカ人はバカで、インディアンを虐殺して以降、肉ばかり食ってきた。皮肉で言うと、野生のバッファローやリョコウバトを狩猟して食っているぶんには良かったが、絶滅させたあとに牛やトリを飼って食うようになって、血液が汚れ放題になってきたのだ。

 人間は本来は四つ足だったから、一方の2つ足を動かさないと困ったことになる。先に言ったように、まずは靴下でしめつける。靴で締め付ける。だから冷え症や貧血になるのだという。

 その面からも、アメリカ人は脳が腐っていって、国家ももたなくなったのだ。働けなくなって、株や金融で儲けるしかできなくなった。
 兵頭二十八氏のブログに、今年1月に起きた、イラン革命防衛隊にイランの領海内で米海軍のリバーボート2隻が拿捕されたという恥ずべき椿事の顛末が詳しく書かれている。

 「乗員たちは、戦闘を堪える精神力をもっていないことを証明してしまったのであった。2隻は、クウェートの港からバーレインに行くはずだった。が、なぜかイランのファルシ島の沖1.5浬で停船。8人の男の乗員と1人の女の乗員が逮捕されて1晩を訊問所で過ごし、いろいろな秘密をイランに与えた。間抜け過ぎる。」

 世界に怖れられた米軍のここまでダメになったかの証拠であるから、ぜひご覧いただきたい。
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2016/07/#a001659
 アメリカ人がここまで愚鈍になった理由はさまざまあるだろうが、「腐った肉」の食い過ぎで血液がダメになり、ついで頭がボケた実例である。



posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(0) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。