2016年09月28日

日韓スワップ協定をどうする?


 日本と韓国の財務当局は8月27日、「通貨スワップ協定」の再締結に向け議論を始めることで合意した。締結までの期間については「数カ月かかる」とし、近く実務者レベルの協議を始めることになった。
 スワップ協定は通貨下落などの緊急時にドルなどを融通し合う仕組みだが、事実上日本が通貨危機になる可能性はまったくない。経済崩壊が進む韓国がドル決済できなくなるピンチを救うための協定だから、「スワップ」と言うべきではない。いったい誰の差し金だ?

 日韓の協定は2015年2月に打ち切りになっていた。偽慰安婦問題や竹島問題で日韓関係が悪化したうえに、韓国が忘恩の仕打ちをして、スワップ協定は日本から頼まれてやったとか、迷惑だったとか抜かすものだから、さすがに日本側からも協定延長がなされなかった。

 サヨク朝日新聞などは、「協定が復活すれば、両国の関係改善を表すことになる」と、韓国べったりの評価を勝手にやっている。テメエだけには言われたくない。
 今回は韓国側が、イケ図々しくも「両国間の経済協力を強化する」として提案したものだ。日本側も「地域金融市場の安定を高める」として韓国からの提案を受け入れた。

 韓国の本音は、韓国通貨ウォンの国際信用が地に落ちている現状から、信用力抜群の円の後ろ盾が欲しいだけのことである。このまま推移したら、またIMFのお世話になる屈辱をうけいれなければならなくなるのは必至で、韓国財界はかなりの危機感を抱いているようだ。
 財界の本音は、青瓦台や反日運動家に「いい加減にしてくれ」と思っているのだろうが、それを言えば袋だたきにあうだろう。

 だから水面下で日本に泣きつくのだ。
 またアメリカは、朴槿恵政権が中共への傾斜を強めるなか、なんとかいわゆる資本主義陣営に韓国をとどめさせたい思惑があったろう。もともと日本が近代化して創ってやった朝鮮半島を、アメリカが頂戴して、都合良く支配してきたのだ。だったらアメリカが助けてやれよ。
 それで韓国を締め上げてTHAAD(高高度防衛ミサイル)の配備を容認させたのだから、米国として朴槿恵政権に経済面でのご褒美を用意する、という戦略もあるだろう。

 だからアメリカは日本にも圧力をかけ、韓国に経済援助をしてやれと脅してきているのではないか。

 かといって、日本が韓国を助けてやっても感謝するどころか、余計なことをしやがってと逆恨みし、しばらく経てばもっとほしいとゴテて、無心をはじめる。あるいは偽慰安婦でさらに騒ぎたて、侮辱ざんまいをしてくるのは目に見えている。大統領が代われば、あんなことは前政権がやったことと言い出す。
 日本側に経済的メリットは皆無である。
 
 さて、さはさりながら、ということは考えねばならない。
 私も韓国憎悪は人後に落ちないし、在日特権はすべて剥奪すべきと思うが、いかにあの民族の民度が低く、認識が歪んでいるとはいえ、韓国にはまだ親日勢力もいないではないし、日韓の険悪状態を憂える人もいる。「従軍慰安婦」は嘘だと言っている有識者だって少数ながらいる。

 それに、わが国にとって、喫緊の課題は支那と北朝鮮の脅威にどう対応するか、である。その視点からの考察を無視して、感情的にのみ「嫌韓」ではまずいのだ。むろん、かといって韓国に肩入れするのには感情が許さないが…。
 韓国は政府中枢に北の工作員やシンパが入り込み、反日を職業にしている連中の中にも北の工作員が潜り込む。偽慰安婦で強硬な態度をとり、元慰安婦という怪しげな婆どもを焚き付けている挺対協はまさに北の工作員とされる。

 元々韓国は愚かにもデタラメ反日をやらかしているところへ、北の工作員がさらに火に油を注いで回っているらしい。
 西尾幹二氏が面白い譬えを書いていた。

      *     *

 韓国の近年の対日対応はとてつもなく腹立たしいことではあるが、譬えていえば、我々が一台のバスに乗ったまま、銃砲火器を構えた暴力団に包囲されている状況を考えてほしい。その時、いままで身内だと思っていた乗客の一人、十七歳の少年が突然ナイフを持ってバスのなかで暴れ出した。バスの外の暴徒を警戒する前に、身内の狂人を取り押さえなくてはならない。これは容易ではない。

 いまの東アジア情勢は、こういう比喩が当てはまるのではないか。我々は十七歳の少年犯の性格を解剖したり、彼を道徳的に非難したり、罵ったり、怒ったりしても仕方がない。彼を取り押さえ、馴致し、懲罰し、教育教導しなければこちらの身が危い。

 さて、わが国の韓国論、世に溢れる議論はそういうリアリズムに基づいて論じられているであろうか。つまらぬ悪口罵倒に耽っているのではあるまいか。「十七歳の狂人」は現実に物を考える力がなくなっているのである。自分の姿が見えないために、どうしようもなくなっているのである。われわれの議論も、そのことを直視するところから出発すべきであろう。感情的になっても仕方がない。
  (『日本、この決然たる孤独』徳間書店)


     *     *

 こういう十七歳の狂人になっているのは、韓国人自身の歴史にもよるだろうし、支那、アメリカ、北朝鮮のしからしめている仕儀なのである。みじめなものだが、身から出た錆。
 韓国は反日におだをあげているうちに、経済がガタガタになった。
 ほんま、アホやん。

 ただ、問題は、放っておけばこの十七歳の少年は、ますますバスの中で暴れるのだ。つまり経済破綻が生じれば、いよいよ暴れ、自業自得とは思わずに日本だけを恨む。それは支那や北朝鮮の思う壷である。バスの中という日米韓の連携がぶち壊れる。
 だから…と西尾幹二氏は説く。

 支那の戦略は、北朝鮮と韓国を手駒として、自らは手を汚さずとも日本を攻撃するか、攻撃するとみせかける形成をつくって日本を政治的に動かそうともくろんでいる。「複雑で由々しい構造に東アジアが陥っており、そのなかにわが國の不安な現実が存在することから片時も目を離してはならないのが、日本の論壇の課題」と説いている。

 支那が狙っているのは、韓国の軍事力であって、韓国は日本に向けて敵意をあからさまにしている。中共にとってこんな嬉しい状況はあるまい。
 なんとテロリストでしかない安重根の記念碑を支那領土内に建ててやっただけで、韓国は狂喜乱舞、なんでも言うこと聞くワとなってしまった。

 だから、と西尾氏は言う。韓国の振る舞いに腸(はらわた)が煮えくりかえる思いを日本人は抱くだろうが、彼らを責め、悪口罵倒によって意趣返しをし、理不尽を暴くことで自らの気分を爽快にしたってしょうがないではないか、と。

 もっとも大切なことは、わが国に危害が加えられないようにするにはどうしたらいいか、だ。
 真剣に、今、韓国にどういう対策をいち早く打っていくかが課題だとも。

 それも一理はあると思わなければいけないと私も思う。だから、先祖を侮辱されても耐え忍んで、日韓合意に基づいて10億円を韓国にくれたやり、スワップという名の救援措置をとるのも、致し方ないと言うべきか。
 そうした極東のパワーバランスを読んで、韓国は日本からカネも領土も毟りとろうと画策する。

 とにかく、すべては日本が「交戦権が認められない」状態にあって、まともな軍隊が持てないこと、そして核兵器を持てないことから来る、この屈辱なのである。一刻も早く、再軍備と改憲を実現しなければ手も足も出ない。
 なのにバカなサヨクは、9条を守れしか言わず、日韓の友好が大事と言い、慰安婦の賠償もしろと抜かす。

 まったく、バカにつける薬はない。




posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(2) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
いつも楽しく拝見させてもらっています。
在日韓国人の話ついでに、こんな記事を見つけましたのでよかったらご覧ください。
ブログ名:
「BBの覚醒記録。無知から来る親中親韓から離脱、日本人としての目覚めの記録。」
記事:
「韓国人ほぼ専用老人ホーム“詐欺”で、都税10億円がダダ漏れ? 《転載語自由に》」
です。
Posted by まこと at 2016年09月28日 15:30
まこと様
ご教示ありがとうございます。
はい、私も「BBの覚醒記録」はよく見に行きます。
韓国人専用老人ホームの記事には憤りを覚えました。
Posted by まこと様へ(ブログ筆者です) at 2016年09月28日 18:05
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