2016年09月11日

豊洲新市場盛り土対策の虚偽発覚


 本ブログは日曜は休んでいるのだが、昨日9月10日、驚くべきニュースが出てきたので、取り上げておきたい。
 私はまず毎日新聞夕刊で読んだのだが、見出しが「築地移転先、汚染対策の盛り土せず 都、異なる説明」とあった。
 記事中身はこれから述べるが、この見出しは都や都議に対して大甘の書き方である。「都、豊洲市場で虚偽説明」というふうに見出しをつけるべきを遠慮して「異なる説明」としている。

 あとで取り上げるが、朝日新聞WEB版では「豊洲新市場、一部で盛り土せず 都議会答弁とずれ」との見出し。「ずれ」かよ!? 都側が完全に議会や都民を騙したのである。しかも朝日は「一部で」と書いているが、冗談じゃない。水産卸売場棟、水産仲卸売場棟、青果棟−の3棟の建物の下に盛り土がないのだから、これは「一部」どころか、肝心要の食品そのものを扱う場所ではないか。

 こうやって反日マスゴミは、既得権益側に立って報道する。小池知事の言い方にならうなら「都民ファースト」ではない。いかに奴らも裏ガネをもらって口を閉じているか。どこから裏金をもらっているのか? 都議会のドンと言われた内田茂か、その縁故デベロッパーからか?

 さて、まずは毎日新聞の記事を引用する。
     *     *

 東京都中央卸売市場築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)で、都が土壌汚染対策として行う予定だった4.5メートルの盛り土を、食品を実際に取り扱う全3棟の建物の下で行っていなかったことが分かった。都が共産党都議団に説明した。小池百合子知事は11月7日に予定されていた移転開場を延期したが、都のこれまでの説明が事実と異なっていたことになり、更に影響が出る可能性がある。

 豊洲市場は土壌からベンゼンなどの有害物質が検出されたため、都は地表約2メートルの土壌を取り除き、きれいな土を4.5メートル盛った上に建物を建てると説明。有識者でつくる「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議」に「盛り土の完了を確認した」と説明し、同じ旨の説明を公表していた。

 ところが実際は、水産卸売場棟▽水産仲卸売場棟▽青果棟−−の3棟の建物の下は盛り土がされず、床下は全て深さ5メートルの空洞になっている。都は共産党都議団に「地下にある排水用の配管を管理するため」と説明したという。共産党都議団が7日に水産卸売場棟の地下を確認したところ、盛り土はなく、深さ約2センチの地下水がたまっていた。

 都は毎日新聞の取材に、「3棟の下が空間になっているのは事実。ホームページで公表している図面は盛り土の上に建物があるようになっているが、誤解を招く図面だった」としている。【林田七恵、川畑さおり】

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 すいぶんとこの記事は共産党都議団をもちあげている。都民ファーストではなく共産党ファーストだね、こりゃ。共産党をヒーローに仕立てようとの意図が露骨に見える。林田七恵、川畑さおりの両名が共産党員なのだろうか。
 豊洲の盛り土が虚偽だったことをメディアにリークしたのは誰なのか。事情を知っていた都職員か、フリーの記者か…。小池知事の臨時会見でも、共産党から聞いたとは一言も言っていなかった。

 で、都の釈明がひど過ぎる。事実盛り土をせずに床下を空洞にしているが、HPではたまたま盛り土の上に建物があるように書かれている。それは「誤解を招く図面だった」と言うわけだ。「誤解」だと? まごうかたなき虚偽ではないか。「誤解」という言い方は、誤解するほうが悪いというニュアンスになる。相手に失礼である。
 まったく役人は徹底して責任逃れを図る。都民が汚染された食品を食べて病気になったって知ったことかッ、なのだ。

 役人のいったい誰が盛り土をしなくていいと決定したのか、それに従ったのは誰か、また虚偽の図面を書いたのは誰かを追及しなければならない。役人の氏名を発表して重罰を科すべきだ。業者も重罪である。
 関係した歴代の、石原、猪瀬、舛添ら知事の責任も問われる。

 次は朝日新聞の記事を引用する。
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 豊洲市場は約40ヘクタールの敷地に青果、水産卸売場、水産仲卸売場の各棟などが建つ。もともと東京ガスの工場跡地で、2008年に発がん性物質のベンゼンが環境基準の最大4万3千倍の数値で検出。その後、都が約850億円をかけて汚染土壌をとり除き、その上に盛り土をするなどの対策をした。

 都はこれまで、議会での答弁などで「市場敷地の地盤を2メートル掘り下げ、その上に4・5メートル分の盛り土をした」と説明してきた。

 しかし、都幹部によると、食品が取引される売場棟などの地盤で盛り土がされていないという。配管を通すなど設計上の理由で、建物の地下に空間を設ける必要があったためだとしている。
 都によると、該当の箇所はいずれもコンクリート壁で囲まれているという。都幹部は「安全性に問題はないと思うが、これまでの説明と違う状態だったことは事実。設計などの経緯を確認している」と話す。

 築地市場(東京都中央区)からの移転が延期された豊洲市場(江東区)で、東京都が土壌汚染対策として進めた「盛り土」を主な建物の地盤で実施していなかった問題で、小池百合子都知事は10日午後5時から記者会見を開き、「これまでの情報公開などと事実は違うというご指摘があった。訂正をさせていただきたいと思います」と述べた。安全性が確認されていないという認識を示し、「別途あらためて専門家の方々に判断していただく」とした。

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 朝日の記事には、共産党の文字は出て来ない。なぜ? そして、朝日が独自に都幹部に聞いて問題が発覚したかのように書いているのは図々しい。
 朝日をはじめ、マスゴミ各社は独自に豊洲を取材しなかった怠惰は責められる。あれだけ土壌汚染が問題にされたのだから、本当に汚染土壌をとり除き、その上に盛り土をするなどの対策をとったのかどうかを、自分で取材すべきがジャーナリスト魂であろうに。役人が配るニュースレリースを鵜呑みにした罪は重い。

 都の幹部の発言も、「安全性に問題はないと思うが」には開いた口がふさがらない。東京ガス跡地に安全に問題があると認識されたからこそ、表面の土を除き、盛り土をする手筈だったのだ。専門家でもないくせに、木っ端役人風情が勝手に「問題ないと思う」などと言ってよいわけがない。それを無批判に取材しましたとばかり載せる記者もブタである。

 そもそも豊洲の東京ガス跡地は、東京ガス自体が、食品を扱うには危ないから都には売れないと言っていたものだ。もし市場が出来てから何年か立って、やっぱり毒ガスで汚染されていた、市場を閉鎖しなければとなったときに、塁は東京ガスにまで遡及されるからだ。東京ガスは倒産に追い込まれる。
 なのに、都が強引に買ったのである。ここにも利権の影が見える。

 都が約858億円をかけて汚染土壌をとり除き、その上に盛り土をするなどの対策をしたのは嘘だったのか。その858億はどこに消えたんだ!? 盛り土用の土を買い、運搬代を払い、土木工事して建物が強固に建てられるよう整地するはずのカネを、誰が着服したのか?

 築地移転に関しては9月23日のブログで取り上げる予定にしているが、その前に突然降って湧いたような重大ニュースが入ってきた。
 9月2日と9日の虎ノ門ニュースでは、ジャーナリストの有本香が、「もう何回も地下水モニタリング検査してるんだから、もういいじゃない」「都庁と市場関係者で決めてきた事なんだから」とキンキン声で叫び、十年も二十年も都と市場関係者が検討して進めてきたものを、ここで一気に止めるのはスジが通らないと非難していた。豊洲が問題だというが、築地のほうが不衛生で老朽化して大問題だと言っていた。

 彼女はつまり、とっとと豊洲に移転しろと叫んだわけだ。それがこの盛り土虚偽の発覚で吹っ飛んだ。有本は虎ノ門ニュースを、責任をとって自ら降板すべきである。
 
 赤嶺和彦の「日本と国際社会の真相」ブログの9月11日付けにはこういう暴露がある。
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 総工費については、当初3900億円が今では6000億円まで膨れ上がりました。
 また、その中に含まれる盛り土の費用は、360億円が650億円に膨れています。
 しかし、実際には盛り土は190億円、総工費は2300億円で済んでいます。

 莫大な差額が不正な方法で、関わった企業や個人に流れています。
 請け負った建設会社は当然ですが、個人では、自民党国会議員2名、自民党都議会議員19名、他に東京都職員7名が関与しています。
 また、このうち三人が豊洲新市場利権のコントロールタワーになっています。
 すでに調査チームでは、問題の概要の把握を急いでいるために、核心に迫ろうとしています。
 金額の大きさから見ても、重大な疑獄事件に発展する可能性が高まっています。

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 五輪についても疑惑は噴出するだろう。





posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(2) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは大事件ですよね。
私はまず在日が主導したと思います。
在日が悪い日本人を抱き込み、事情を知っている業者や都職員を脅して、口を封じていたのでしょう。だから露見せずにきたのでしょう。
わが国は朝鮮人に支配されているんです。奴らの思いのままにされます。
Posted by 高木翔平 at 2016年09月12日 14:57
高木翔平 様
コメントありがとうございます。
あり得ますね。だからマスゴミも追及できないと…。
Posted by 高木翔平様へ(ブログ筆者です) at 2016年09月12日 16:23
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