2016年12月05日

アメリカ大統領選は誰が敗北したのか(1/2)


《1》
 本稿は11月11日、アメリカでトランプが大統領になった直後に書いている。ブログにアップするのは、1カ月後になる。それまで原稿が予約投稿してあるからだ。
 後から言うのもなんだが、私はトランプが当選するだろうと予測していた。ただ、どうしてもヒラリー・クリントンを大統領にしたい勢力(チャイナマネーも含め)による、投票の不正操作が行なわれて、彼女を当選させる恐れがないではなかった。

 マスゴミでは大方がヒラリーを支持し、期待していたが、いつも言うように《マスゴミだから間違う》のである。
 私はトランプが好きなわけでもないし、支持しているわけでもない。ただ、洩れ聴こえて来る情報を素直に、かつ合理的に見てとれば、トランプが大統領になると予測できただけである。
 
 どっちに転んでも、しょせんは悪党のアメリカ人どもの大統領なのだから、善人が就任するわけがない。いくらかの個性は出るだろうが、大本のユダヤ資本の判断次第なのである。それにトランプはひどい差別主義者でもある。
 でも、トランプは下品だがまあ比較的まともな人間で、表向きは財界やチャイナからのマネーは受け取っていない。一方、ヒラリーはとんでもいない犯罪者である。チャイナともズブズブ。これまで悪いことをやり過ぎた。

 選挙戦は日本でも大変な関心を集め、メディアでは多くの識者が「どっちかわかりません」とか「ヒラリー優勢でしょう」などと言っていたが、なんたる不勉強かと驚くほどだった。
 例えば私がいつも見ている「虎ノ門ニュース」では、出演者の青山繁晴、百田尚樹、有本香、須田慎一郎、ケント・ギルバートら全員がトランプ勝利を予測できなかった。

 まず素朴に言って、オバマが民主党だったので次は共和党から大統領になる“順番”なのである。民意がそのように動く可能性というより、アメリカのいわゆる「奥の院」というべきユダヤ資本勢力が、そう決めていると思われるからである。

 しいて民意を問うなら、大統領に共和党がなろうと民主党がなろうと、選挙ではこれからこうすればアメリカは良くなると言って、大衆に期待させておいて、常に裏切ってもっと悪い社会にし、戦争をして若者の血を流し、ついには1%の富豪が社会の富の半分を奪う社会にしてきた。
 だから現職大統領とその政党は大衆から反感を買う。その繰り返しだから、民主党のあとは共和党が、となるだけのことでもある。今度もきっとそうなる。

 次に、先に《マスゴミだから間違う》としたためたが、これは感情で言うのではなく、彼ら特派員はニューヨーク、ワシントンDC、ロサンゼルスにはべっていて、アメリカの田舎には出向かないのだ。
 超大都市に居座って、アメリカの主要メディアの記事を眺めたり、せいぜい懇意にしている政府高官や財界人、ジャーナリストなどから情報をもらうばかりなのである。普段は日本語がしゃべれる記者仲間も飲んだくれているほうが多いようだ。

 とりわけアメリカの主要メディアは左翼系が強く、日本でもメディアは左翼が強いから、お仲間だけで情報を得た気分になっている。
 これは昔からそうだった。
 日本の外務省も大使館も同じで、田舎の情報なんか取らないのだから、今度もヒラリーに間違いないと思い込んで、安倍首相とヒラリーの会談を設定する大失態をやらかした。

 産經新聞記者だった高山正之氏だけが、ご自身がアメリカ駐在中に見聞きした体験から、日本の特派員のだらしなさ、怠けぶりに言及していた。
 また日下公人氏も体験上、日本の記者はニューヨークやワシントンの快適な大都市に居座っていて、本当のその国の民の声は集めようとしていないと批判していた。

 だからアメリカの大統領選挙の予測も、いわゆる草の根の声など知ろうともしないで、米国メディアの受け売りをしているに決まっていて、だから間違えるしかないのである。
 むしろ日本の商社マンなんかのほうが、正しく予測していたのではないだろうか。

 そんなわけで、取り立てて探したわけではないが、日本でも何人かはトランプの勝ちを予想した識者がいることには気づいた。
 藤井厳喜氏、馬淵睦夫氏、宮崎正弘氏、増田俊男氏がそうだった。元衆院議員の西村眞悟氏も「トランプだ」と断言していた。言いたくはないが、媚中・副島隆彦もそうだった。ただし、副島はヒラリーは、彼女の財団が勝手に「中東の春」を仕掛けて紛争を惹起させ、多くのアメリカの若者を殺した咎で10月中に逮捕されると言い切っていたが、外れたではないか。

 アメリカ大統領はユダヤ資本が決めるとわかっていれば、外すことはまずあるまい。こうしたトランプを言い当てた人たちは、口には出さなくてもそれを知っていると思われる。はっきり奥の院がユダヤ資本であることに言及していたのは、増田俊男と副島隆彦であった。
 増田俊男氏は、「もとよりトランプ候補の勝利は決まっていたが、大きく政治を変えるには劇場での『大騒ぎ』が必要なのである」と言っていた。こんなことは毎度のことなのだ。
 以下は増田氏の「時事直言」1117号(2016年11月7日号)からの引用である。

     *     *

米大統領選とは何か

 私は「時事直言」(10月21日)で「アメリカの大統領は時代を決める者が決める」と述べ、オバマ大統領が何故選ばれたかについても説明した。
「小冊子」(Vol.83)で「誰がアメリカのオーナーなのか」を合衆国憲法に基づいて行政責任を負う政府と、通貨の自由裁量権を持ち、政府に貸し付け、金利、雇用、物価を調整して経済と市場をコントロールするFRB(連邦準備理事会)との主従関係を明確に説明することで、誰が何のためにアメリカを動かしているかを解説した。

 アメリカのオーナーはFRBのオーナーであることが分かる。
さて今回の米大統領選であるが、クリントンとトランプの争いは川面の笹舟の戦いで、勝ち負けは水底のうねりがどちらを沈めるかで決まる。

 The Deep Stateとはアメリカ議会、ペンタゴン(国防総省)、CIA(中央情報局)、軍需産業の総合体のことでアメリカを動かす主流のこと。
 2008年から今日までアメリカ支配してきたのはユダヤ資本左派で、今や金融も財政も行き詰まったので今後はユダヤ資本右派による支配が望ましい。
 しかし左派はまだ右派に譲りたくないので右派と争っているのである。クリントンは左派、トランプは右派の代理人で、大統領選はイスラエル左派と右派の代理戦争である。

 (中略)
 The Deep Stateは一貫してクリントンを支持してきた。
 ところが終盤になってメディア王マドックがトランプ支持を表明、傘下のFOX-TVやニューヨークタイムズが、クリントン財団がFBI長官の奥さんに(間接的:テネシー州知事を通して)20万ドル渡した事実や同財団とサウジアラビアとカタールとの金銭のやり取りがIS支援のためであったことなど暴露、このままだとニクソン大統領のウォーターゲート事件どころではなくなりそうである。

 CIAやペンタゴンのインサイダーのMr. Jim Rickardsは、「クリントンがアメリカ人の命を金で売ったようなスキャンダルがある」と言っていたが、やがて明るみになるだろう。
 Jim曰く、The Deep Stateはトランプに鞍替えしたと言う。
 (引用終わり)

     *     *

 増田氏言うところのThe Deep Stateは、あのヒラリーの体調の悪さを見れば、とうてい4年の任期をまっとうできる状態ではないと踏んだであろう。また、しょせんはアテ馬のつもりで出馬させたトランプが大衆的人気を得たので、じゃあトランプにやらせようかとなったのではないかと私は思った。




posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(1) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回は共和党!と言うのは、間違いないと思います。

でも、いくつか候補を出していたけど、ジェブ・ブッシュでいくはずのところに、トランプが殴りこんだ。
それでも、まさか、素人に何ができると思っていたのに、911やISISを暴いてしまった。
そのことが「マスコミ」ではなく「ネット拡散」され、大衆の目覚めを引き起こした。

正面切って戦争犯罪を指摘されたブッシュが敗北。

そもそも当て馬のつもりだったクリントンしか、出すコマが、なくなった。
そもそも、クリントンを途中下車させるつもりで仕込んでおいたメール暴露等々だったから、基本、不利な情報ばかり。

それでも、ハザールの息のかかってないのを出すわけにいかないので、マスコミ上げてクリントンを持ち上げた。

これは、チャイナマネーだとしても「反・習近平」だと思いますよ。中国に江沢民一派が生き残っておれば、そのへんでしょう。中国も割れていますでしょ?

そこで、ジェブが駆逐されたために、共和党自体がトランプを支持しない。アメリカのエスタブリッシュメントが、こぞって、クリントン支持に回った。

ところが、民衆の目ざめに気付いて、もっと大物が、トランプを味方に引きずり込み、てなづける方向に動き出したのだと思います。

彼らはただの拝金主義だから、勝馬と見定めた方に乗った。

でも、マスコミは資本家の言いなりに情報詐欺を続けた。

ところが、選挙の不正行為を軍に止められ、敗退。

もっとも、ヒラリーはすでに死んでいるはずだから、最初から無理な相談でした。

つまり、運に見放されたのでしょう。

こうしてユダヤ世界支配の4つのパートのうち「情報」が、無残なことに。
その前に石油が価格破壊→代替燃料、フリーエネルギーに移行してしまう。
金融はにっちもさっちもいかない。
穀物・・・モンサントは、たしかみょうなことになりましたね。

ユダヤの世界支配が崩れたということですね。

でも、トランプ自身娘婿はユダヤ人ですから。
ユダヤの世界支配の今までの勢力が崩れたというだけですね。
Posted by 神戸だいすき at 2016年12月06日 08:14
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