2017年01月27日

徴兵制を復活せよ(1/6)


《1》
 2017年は日本が世界を救う年になっていかねばなるまい。その流れで日本の軍事力の増強を世界は待っている。 
 日本の軍事力だけでなく、日本人そのものを世界は待っているのだ。だから、と私は再三言ってきた。われわれは徴兵制を復活させるべきだと。

 徴兵制を、と言っただけで日本では極右と言われる。政府すらが徴兵制は人権を損なう奴隷的苦役だと言うし、中には徴兵制で集めた兵では現代のハイテク化された兵器はおいそれと使えないのだから、意味がないという見解を述べる向きもある。
 私はあくまで現代の徴兵制は教育の一貫として行なうべきだと主張している。「武」の魂を取り戻せというのみ。

 たまたま昨年暮れに、日下公人氏の新刊『新しい日本人が日本と世界を変える』(PHP研究所刊)を読んでいたら、以下の文章に出会った。
 英国のチャーチルは海軍大臣になってからせっせと英国海軍を近代化し増強していった。艦船の燃料を全部石炭から石油に替え、そのためアラブの油田確保のために会社も設立し、航空部隊も新設した。ドイツと対抗するためだった。

 「恐るべき先見の明だったが、それでも、一九四〇年代の日本海軍航空隊には惨敗した。
 日本はそれを東宝が『ハワイ・マレー沖海戦』という映画にしてアジア各地に配給した。南下する海軍航空部隊83機の映画を台湾の人と観たことがあった。プリンス・オブ・ウェールズとレパルスのイギリス戦艦2隻を雲の下に探して、“まだか、まだか”と日本海軍機は南へ飛ぶ。

 『もう引き返さないと、帰りのガソリンがありません』とパイロットが何回も言ったとき、指揮官は『帰ろうと思うな』と答える。
 映画館いっぱいの台湾人がどよめくのを聞いて、私は『これがアジアの人に与えた日本人の決死の覚悟だったのだな』と思った。
 このときから日本人はアジアの人たちから、『ビッグブラザー』あるいは『マスター』と呼ばれるようになったのである。それは今も続いている。」


 こういう核心をついた洞察をする評論家も歴史家もほかにいない。みんな自虐に凝り固まっている。GHQの言いなりになっているバカである。
 私も正月に久しぶりにDVDで『ハワイ・マレー沖海戦』と見直した。非常に優れた歴史に残したい映画であった。日本人はみんな色眼鏡をはずして観るべきである。
 日本は決して侵略したのではないことが良くわかる。
 
 とりわけ、予科練航空隊に入って鍛えられていく若者の姿には感動する。これを観てもなお、徴兵制は悪いとしか考えないなら救いようがないバカである。
 世界の人たちは、あの予科練で鍛えられるような日本人に期待しているのである。

 戦後、野間宏や大西巨人などの左翼作家が日本陸軍の内務班は地獄だったなどと書いたせいもあり、また先の戦争が悲惨な負け戦だったこともあって、軍隊嫌いが日本人に染み込んだが、残念なことである。
 『ハワイ・マレー沖海戦』は海軍の宣伝映画ではあるが、にも関わらず、それだけにとどまらない日本の良さを表出していた。

 私自身は、学校では軍隊経験のある教師からは軍隊は地獄だったと聞かされるが、家では父が楽しかった軍隊生活を語ると言ったあんばいで、困惑し、かつ本当のことに興味を覚えたのである。
 そして、空手をやってやっと、本当のことを理解したのだ。だからこそ、真剣に世界のリーダーたる日本人にするには、徴兵制は必須だと確信するに至った。

 本稿は、以前に書いた「徴兵制復活論」を大幅に修正を加えて再録するものである。

 タレントの東国原英雄が宮崎県知事のころに、徴兵制に賛意を示したことがあり、「お、良いことを言うじゃないか」と思ったその途端にマスゴミを中心にバッシングが起き、彼自身腰砕けとなり、不適切な発言でしたと謝罪してしまった。信念を貫けばいいのに。

 東国原知事は「僕は徴兵制はあってしかるべきだと思っている。若者は1年か2年ぐらい自衛隊か、ああいうところに入らなければならないと思っている」と述べ、さらに報道陣にも「徴兵制や軍隊とは言わないですけど、若者にはある時期、規律がきちんと身につくような教育が必要だと思う。そういったものの欠落が、今の社会の道徳や倫理観の喪失につながっている気がする」と発言の真意を説明していた。

 物足りないが、サヨクよりはまともだった。ただし、彼には「武」の魂がわかっていない。

 私はかねてから国民の徴兵制はあってしかるべきだと思っている。第一は有事に備えるためであるが、そんなことは当たり前だからとくに述べない。また国家としての目的については、以前本ブログで「靖国を日本文化の高みに」と題して、以下のように述べたことと同じである。
 「靖国を思想の高みで捉えなおすとは、第一に、首相が靖国に参拝する意義は、国民をして国家の一員、あるいは日本という社会の一員たることを改めて意識させること、これである」と。
 徴兵制復活はこの靖国の捉え返しと同様に国民をして国家の一員たると意識させつつ日本文化を高みで捉えることだと思っていただきたい。

 徴兵制は徴兵制なのであって、それだから海外侵略にも軍国主義復活にも当たらない。単に戦争への備えである。
 けれど、サヨクは徴兵というと即人殺しと短絡する。ほんとに頭が悪い。徴兵制にすべきなのは、若者の脳細胞の変革のためである。幼児のときから塾通い、テレビゲームで過ごしてきて、現実の生の社会や自然を反映する能力が育っていないのだから、男も女も一定期間徴兵して、軍隊式に鍛えあげるのが最上である。

 暴力反対、戦争反対とさえ言っていれば平和、安全でいられるとサヨクどもは思いこんでいる。どこか治安の悪い繁華街に行って、札ビラを両手にもって散歩してみろ。無事ではすむまいに。チンピラに取り囲まれたときに「自分は平和主義なんです、無抵抗だから助けてください」と泣訴して、相手が「ああわかった」と言って見逃してくれるわけがない。それと日本が中国や韓国などの周辺国に囲まれて直面している事態と同じ構図だ。

 今の日本が支那や韓国に戦争を仕掛けられないのは、日本がアメリカの属国だからで、いざというときにアメリカがどう出るかわからないし、まがりなりにも自衛隊があるからだ。国家に武力は必要である。そして個人にも闘える力は必要だ。
 だいたい徴兵制は戦争への道だというならば、空手や剣道をやる人間はみんな暴力をやみくもに振るう人間なのか? 備えあれば憂いなし、有事のために人は武道を習い、国は軍隊を置く。それだけのことだ。

 そもそも日米安保条約の中身を政府は国民に教えていない。あれは日本国内にあるアメリカ軍の基地や施設が攻撃されたら、アメリカは日本領土の中で戦うぞ、というだけの条約である。アメリカは日本本体というか、米軍基地以外のところが攻撃されたって、知った事ではない。日本国民のために血を流す約束はない! 常識で考えたって、そんな高貴な(?)犠牲をあの性悪のアメリカ人がするわけがないじゃないか。

 もしこれこのとおり条文に書いてありますというなら示してみろ。どこにもそんな文言はないのだ。それをかつて小泉純一郎は、「アメリカは日本が攻撃されたら、自国が攻撃されたと見なして戦ってくれる唯一の国だ」などと大ウソをついた。そのウソをマスゴミは咎めない。だからそれを根拠にアフガンやイラクに派兵(支援)することにしたテロ特措法は無効である。と、民進党も社民党もなぜ言わぬ?
 



posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(3) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しばらく大きなイベントにかかりきりだったので、久しぶりに訪問させていただいたら、この問題をやっていらっしゃったのですか?

繰り返しますが、心情的にブログ主様の思いには100%賛成です。

しかしながら、もろ手を挙げてそうだそうだと言えない事情があります。

徴兵制にしても、なんらかの産業にしても、何かを起こすには3つないし4つの条件が必要です。
1は資本=金ですね
2は場所=拠点です
3に「人」人材です。
4を置くとすれば、理念・思想・そういう精神面かな

もちろん、制度化しなければならないので、法整備も必要です。
どこが担当するかの問題もあります。
防衛省ですかね?

具体的にひとつひとつつぶしていけば、ものごとの困難さが見えてくると思います。

最大の問題は防衛省に、いまさら「兵を育成するノウハウ」があるかと言うことです。
もうひとつは、青年を2,3年も軍隊にとられて産業界はもつのか。
収容する施設をつくるための土地建物。
教官の育成。
軍人勅諭などの理念。

国家の姿勢を組み替えなければ、わずか徴兵制度でも、かないません。

警察学校や自衛隊でも陰湿ないじめがある。
それは、公に奉仕する精神の欠如が原因です。

この日本の一番大切なところをすっ飛ばして「徴兵制」さえ、復活すればというのは、机上の空論に過ぎない。

その思考の「敵対勢力」にサヨクなんかを想定しても始まらないです。

学校教育の荒廃をご存知ですか?都内の小学校でまともに授業のできる学校がどれぐらいありますか?

ことは、もっと深刻です。

最近の官吏は市民に対していばりません。あれは、自信と責任感が無いからです。

私は、徴兵制の前に修身を復活してほしい。あのまんまの教科書でいいです。

よしんば今の社会で徴兵制が動き出すとすれば、大きな利権に発展するでしょう。敵は左翼ではないですね。サヨクなんかに力は無い。
Posted by 神戸だいすき at 2017年02月02日 04:46
神戸だいすき様

学校境域現場の荒廃の一員は、国家の背骨たる軍隊がないから。
徴兵制で2〜3年もは、無理でしょう。期間に関しては、みんなで意見を持ち合えばよろしいかと。せいぜい半年じゃないでしょうか。

徴兵制のマイナス面はあるでしょう。でももっとプラス面を議論してほしいのです。論じることさえ封じられるのはおかしい。
Posted by 神戸だいすき 様へ(ブログ筆者です) at 2017年02月02日 08:26
とにかく一度朝霞で体験入隊(2泊3日)すべしと思います。
体験入隊もせずの批判は、片腹痛い限り。

教員や公務員には特に必須ですが、左翼思想が席捲している現場では無理か?

自衛隊を日頃批判しても災害となると自衛隊頼みとはいかなる神経をしているのでしょうね。

先週、鳥取県、雪の高速に300台立往生で要請しました。
鳥取県・・・左で有名です。

Posted by B4 at 2017年02月02日 18:03
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