2017年06月26日

「サラダは健康に悪い」


 6月23日の虎ノ門ニュースで、科学者の武田邦彦氏が「虎ノ門サイエンス」というコーナーで、「サラダは健康に良い?」と題して、植物を食べる際にどんなリスクがあるかを説いていた。
https://www.youtube.com/watch?v=73qvk_1MIYo
(1:12:06〜1:29:43)
 生野菜(とくに葉もの)は、サラダで食べられることが多い。とくに女性は美容と健康に良いとして、サラダやスムージーでとることを好む。
 しかし、ちょっと待った、というのだ。

 それを説くには、武田氏は「イボタとイボタ蛾の戦い」を例に挙げた。イボタとは白い花を咲かせる樹木であるが、この葉を好んで食べるのがイボタ蛾の幼虫である。
 イボタ蛾幼虫はイボタの葉にたかって、これを食いつくすわけだが、イボタのほうはやられっぱなしでは葉がなくなって死んでしまうので、防御しなければならない。

 そこで蛾の幼虫が葉を食べると毒になる物質を出すようになる。そうすると蛾の幼虫は死んでしまうので、イボタの毒を消す物質を葉を食べるときに吐くようになる。するとまたイボタは葉を食い尽くされるので、新たに幼虫の毒になる物質を葉につくり出す…。という戦いを、それこそ何千年、何万年と続けてきているのだそうだ。

 植物と昆虫など動物の関係は、基本はこのようなもので、動物は植物なしには生きられないが、植物にとっては食べられてしまうリスクがある。一方で植物も動物なしには生きられない、という矛盾を抱えている。鬩ぎあいとも言えるが、調和のとれた矛盾でもある。

 さて、そんなわけで植物は動物に食べられつくされないように自己を防衛しているわけで、人間の場合も例外ではない。最初のテーマに戻れば、生野菜はその点で、葉っぱに多く含まれる毒をそのまま食べることになる。
 一番よく知られるのはホウレンソウで、生のままでは食べてはいけないと言われる。だから茹でるとか高温の油で炒めて、毒性を無くすのである。生で食べられるホウレンソウがあるが、あれは人種改良でホウレンソウの毒性をなくすか薄めたものだから可能である。

 サラダにする葉もの野菜は、長年の品種改良で毒性は薄められてはいるが、それでも植物の動物に対する一般性としてはリスクがあると武田氏は説いている。
 生野菜ばかり食べていると、女性の場合、女性ホルモンに最も影響が出て、不妊症とか生理不順などになる可能性があると。

 油も、植物油はダメで、動物油のほうがいいらしい。世間の“常識”とは180度違うので、戸惑うが…。
 動物は人間より体温が高く、その脂肪は高い体温のお陰でサラサラだが、鳥や豚などの脂肪を人間が食べると人間は体温が低いので固まりやすなると言われてきた。動物性脂肪は人間の血液を流れにくくするんだ、と。
 その見解を信じるか、武田氏の言うように逆の見解を信じるか、が賭けみたいなものだ。
 武田氏は、動物の油を食べたら、少しは植物油を摂ってもよく、それがオリーブ油であって、ヨーロッパでオリーブオイルが盛んに食べられるのは肉をよく食べるからなのだという。

 蛋白質も動物のものが良く、植物の蛋白質は、まあ食べてもいいが、動物よりは良くない。大豆の蛋白より肉がよろしいが、豆腐や納豆にすれば、それは古来日本人が食べてきたものなので、肝臓がそういう仕様になっているし、日本人に備わった触媒があるから問題はない。
 牛乳は日本人は飲んでこなかったもので、肝臓には消化しにくいから難しく、むしろ豆乳のほうが好ましいそうだ。

 要するに、植物は本来的には動物に対しては攻撃的であることを知っていなければいけない。
 日本でも戦前は生野菜はほとんど食べなかった。

 ちなみに、東京の自由が丘に戦前からある居酒屋に行くと、メニューは実に豊富でうまいのだが、生野菜サラダなんかはない。付け合わせでも生野菜はない。野菜はお浸しか煮物だ。
 というように、昔は植物(葉)は生では食べられていなかった名残りである。

 それが戦後、食事が洋風化し、パン食になり、生サラダを食べ、ドレッシング(植物油)をかけるようになって、病気の様相が一変した。武田氏の言うとおりなら、癌が増え、不妊が多くなって、おかあさんの母乳が出にくいなどという事態は関連があるのだろう。
 
 また、三石巖氏は「私は生野菜を食べない」と宣言していた。彼が言うには、生野菜はほとんど水だからだと述べていた(『健康常識100のウソ』)。
 また油についても、
 「植物性油に含まれているリノール酸などは不飽和脂肪酸で、きわめて酸化しやすい。摂りすぎると、それが酸化脂肪酸になり、血液に粘りを与えてしまう。血液の粘りが強くなると、血栓ができ、脳梗塞の原因となる。対して動物性脂肪酸は飽和脂肪酸なので、酸化しにくい。つまり、植物油より動物性脂肪は数段ヘルシーなのだ」

 と述べている。三石氏はステーキを注文するときは「脂身をつけてください」とわざわざ頼むそうだ。
 動物性脂肪は、コレステロールを増やし、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化の原因というのは大間違いなのだ。
 厚労省と食用油の会社、及び医師らが結託してウソの情報を流し、病気をつくらせようとしてきたのであろう。

 …まったく、これまで私も健康常識に騙されてきたわけだ。



posted by 心に青雲 at 04:00| 東京 ☀| Comment(5) | エッセイ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ええ〜?おおおお、これからどうしよう。
とりあえず、ラードを買うか・・・・・・

サラダもさることながらサラダ油のリノール酸が、どれだけ偉そうな顔をしているか・・・

責任者出てこい!と言いたいですね。
しかも、遺伝子組み換えなんですものね。
Posted by 神戸だいすき at 2017年06月26日 21:57
神戸だいすき様

何を信じたらいいのやら…ほんとうに困りますね。
動物の脂肪は、人間のカラダの血液のなかで固まりやすい、というものの、動物の脂肪がそのまんま血液に溶け込むわけではなく、いったん肝臓で「消化」されてから血液にはいるんですから、動物脂肪がじかにカラダに悪いという理屈はどうなんでしょうね、疑問はありますね。
Posted by 神戸だいすき 様へ(ブログ筆者です) at 2017年06月27日 13:51
私は、マーガリンに悩み続けています。
あれ、プラスチックって、本当でしょうか?

Posted by 神戸だいすき at 2017年06月27日 20:04
神戸だいすき様

私もそのように聞いていますから、マーガリンは絶対にたべません。
Posted by 神戸だいすき 様へ(ブログ筆者です) at 2017年06月28日 19:58
うっ、なやんでいるということは、私は、食べているということで・・・悩みながら・・・

でもねえ。。この悪いはずの食生活でも、人間はどんどん長生きになって・・・

昨日テレビで「終身刑」の囚人が90歳近くになったり介護が必要になって大変て、やってましたからね。

あの人たちが、自分で食生活に気を付けたとは思えないし、

今、食べられるものって、実は、どれも、あんまり体に悪くはないんじゃないかと思ったりします。
下手に何かする方が悪いのではと思ったり、だいたい、西式健康法の西博士は70歳で死んでるし、桜井如一さんも、超長生きではなかったでしょう?

長生きだけが手柄ではないけど。
Posted by 神戸だいすき at 2017年06月29日 04:57
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